【馬場状態】Bコース。内の状態が悪い。外差しが決まりやすい馬場。
12.3-10.9-11.9-12.4-12.5-12.5-13.3-12.0-11.5-11.1-12.1
(35.1-34.7)(47.5-46.7)(60.0-60.0)
【展開】最内枠のオースミハルカが果敢な逃げを打つ。2番手に取り付いたショウナンパントルが抑えて折り合いに専念。その他も積極的に行かず、楽なペースでの大逃げの形で、2番手以下は超スローとなった。これでは後続は道中、下手に動けない。ましてや有力どころは差し、追い込み馬で牽制しあう。エアメサイア、ヤマニンアラバスタハルカはスタンド前でゴチャついて位置取りが悪くなったのも響いた。典型的な展開の紛れが起こってしまった。ハルカは向こう正面から3角にかけてたっぷり息を入れる。そこから4角で再び加速するという見事な騎乗。後続は軒並み34秒以上の脚を使っているものの、速い上がりの展開では仕方ない。
勝ったスイープトウショウは異次元の末脚で差し切った。前走の天皇賞・秋5着では本馬場入りを拒むアクシデント。だが、この日は実にスムーズだった。発馬で後手を踏むも、いつもよりは出た。道中は後方のインで末脚を温存。終始、経済コースを通って少しずつ前へ進出。直線を向いて馬群のなかを突き抜けると矢のような鋭い伸び脚で一完歩ごとに前へ迫る。逃げ粘るオースミハルカをゴール前で差し切った。上がりは33秒2。究極の切れ味だった。間隔が詰まっていたが、疲れは皆無。好気配だった。流れが速くなれば確実に追い込んでくる。
2着のオースミハルカは見事な逃亡激だった。最内枠発走で発馬直後に気合を入れてハナへ。2角あたりまで速いペースで飛ばすと、幸いにも後続は折り合いに専念し出して大逃げの形となった。向こう正面から3角にかけて12.4-12.5-12.5-13.3とたっぷり息を入れる。それでも後続との差は縮まらない。再び下り坂付近から加速すると直線でセフティーリード。そのまま押し切るかと思われたが、勝ち馬の決め手に屈した。ただ、これ以上ない競馬だったので仕方ない。鞍上の判断も見事だった。一度使われて思惑通り良化していた。
3着のアドマイヤグルーヴはよく頑張った。道中は中団前目で折り合いに専念。4角では抑え切れないくらい抜群の手応え。直線で一旦は2番手へ突き抜けるも、勝ち馬にアッサリと交わされてしまった。だが、ベストよりも若干太い470㌔と近走の不振を考えればよく頑張っている。一瞬の切れ味は健在だ。京都外回りは理想的。
4着は1年ぶりのヤマニンシュクル。道中は後方馬群の外目を追走。折り合いはスムーズ。直線で馬場のいい外目へ持ち出されると、上がり33秒9の末脚で見せ場を作った。さすがは昨年の秋華賞でスイープトウショウと小差の競馬をした馬。スイープよりは切れ味で劣るものの、牝馬なら力上位。上がりの掛かる展開で楽しみな馬。
5着のエアメサイアは発馬直後のスタンド前でゴチャついて折り合いを欠いた。位置取りも後方になってしまった。鞍上は腹をくくって直線勝負に賭けるも、如何せん流れが遅すぎた。鞍上は「みんながウソの逃げ宣言をするから…。不完全燃焼」と悔しがった。それでも、勝ち馬に次ぐ上がり33秒4の脚は存在感を示していた。正直、スイープとはまだ力の差がある。更なる決め手強化が急がれる。
6着はライラプス。道中は内枠を利して4番手のインを追走。勝ち馬と同じく終始、内の経済コースを通る。直線を向いて絶好のポディション。だが、この馬には上がりが速過ぎた。上がりの掛かる展開か、時計を要する展開で浮上。鞍上の絶妙な手綱さばきは際立っていた。
ヤマニンアラバスタはスタンド前でゴチャついて位置取りが最後方になってしまった。この流れでは万事休す。上がりは勝ち馬に次ぐ33秒4。欲を言えば直線で大外へ持ち出すのではなく、馬群のなかを突いてほしかった。不完全燃焼の競馬となった。だが、長距離輸送でも極端に馬体が減らなくなったし、力強さも出てきた。力を付けている。
マイネサマンサは外枠では厳しかった。向こう正面で我慢し切れずに外を通って前へ進出。そこで脚を使ってしまっては厳しい。折り合いを考えればマイル前後がベストだろう。力はある。
馬券は馬連GET
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【展開】最内枠のオースミハルカが果敢な逃げを打つ。2番手に取り付いたショウナンパントルが抑えて折り合いに専念。その他も積極的に行かず、楽なペースでの大逃げの形で、2番手以下は超スローとなった。これでは後続は道中、下手に動けない。ましてや有力どころは差し、追い込み馬で牽制しあう。エアメサイア、ヤマニンアラバスタハルカはスタンド前でゴチャついて位置取りが悪くなったのも響いた。典型的な展開の紛れが起こってしまった。ハルカは向こう正面から3角にかけてたっぷり息を入れる。そこから4角で再び加速するという見事な騎乗。後続は軒並み34秒以上の脚を使っているものの、速い上がりの展開では仕方ない。
勝ったスイープトウショウは異次元の末脚で差し切った。前走の天皇賞・秋5着では本馬場入りを拒むアクシデント。だが、この日は実にスムーズだった。発馬で後手を踏むも、いつもよりは出た。道中は後方のインで末脚を温存。終始、経済コースを通って少しずつ前へ進出。直線を向いて馬群のなかを突き抜けると矢のような鋭い伸び脚で一完歩ごとに前へ迫る。逃げ粘るオースミハルカをゴール前で差し切った。上がりは33秒2。究極の切れ味だった。間隔が詰まっていたが、疲れは皆無。好気配だった。流れが速くなれば確実に追い込んでくる。
2着のオースミハルカは見事な逃亡激だった。最内枠発走で発馬直後に気合を入れてハナへ。2角あたりまで速いペースで飛ばすと、幸いにも後続は折り合いに専念し出して大逃げの形となった。向こう正面から3角にかけて12.4-12.5-12.5-13.3とたっぷり息を入れる。それでも後続との差は縮まらない。再び下り坂付近から加速すると直線でセフティーリード。そのまま押し切るかと思われたが、勝ち馬の決め手に屈した。ただ、これ以上ない競馬だったので仕方ない。鞍上の判断も見事だった。一度使われて思惑通り良化していた。
3着のアドマイヤグルーヴはよく頑張った。道中は中団前目で折り合いに専念。4角では抑え切れないくらい抜群の手応え。直線で一旦は2番手へ突き抜けるも、勝ち馬にアッサリと交わされてしまった。だが、ベストよりも若干太い470㌔と近走の不振を考えればよく頑張っている。一瞬の切れ味は健在だ。京都外回りは理想的。
4着は1年ぶりのヤマニンシュクル。道中は後方馬群の外目を追走。折り合いはスムーズ。直線で馬場のいい外目へ持ち出されると、上がり33秒9の末脚で見せ場を作った。さすがは昨年の秋華賞でスイープトウショウと小差の競馬をした馬。スイープよりは切れ味で劣るものの、牝馬なら力上位。上がりの掛かる展開で楽しみな馬。
5着のエアメサイアは発馬直後のスタンド前でゴチャついて折り合いを欠いた。位置取りも後方になってしまった。鞍上は腹をくくって直線勝負に賭けるも、如何せん流れが遅すぎた。鞍上は「みんながウソの逃げ宣言をするから…。不完全燃焼」と悔しがった。それでも、勝ち馬に次ぐ上がり33秒4の脚は存在感を示していた。正直、スイープとはまだ力の差がある。更なる決め手強化が急がれる。
6着はライラプス。道中は内枠を利して4番手のインを追走。勝ち馬と同じく終始、内の経済コースを通る。直線を向いて絶好のポディション。だが、この馬には上がりが速過ぎた。上がりの掛かる展開か、時計を要する展開で浮上。鞍上の絶妙な手綱さばきは際立っていた。
ヤマニンアラバスタはスタンド前でゴチャついて位置取りが最後方になってしまった。この流れでは万事休す。上がりは勝ち馬に次ぐ33秒4。欲を言えば直線で大外へ持ち出すのではなく、馬群のなかを突いてほしかった。不完全燃焼の競馬となった。だが、長距離輸送でも極端に馬体が減らなくなったし、力強さも出てきた。力を付けている。
マイネサマンサは外枠では厳しかった。向こう正面で我慢し切れずに外を通って前へ進出。そこで脚を使ってしまっては厳しい。折り合いを考えればマイル前後がベストだろう。力はある。
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