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2022年は客観的な予想を心がけます。

ジャパンC(GI)最終結論

2005-11-27 00:22:13 | 最終結論
◎サンライズペガサス
○スズカマンボ
▲ゼンノロブロイ
△ヘヴンリーロマンス
×アドマイヤジャパン
×タップダンスシチー
★バゴ


【見解】
ここはサンライズペガサスの激走に期待する。前走の天皇賞・秋12着は超スローの流れ。大外枠発走のため、終始、馬群の外目を通らされた。この流れでは致命的。鞍上によれば「内面的なイレ込みがあった」とのこと。今夏の宝塚記念5着は直線で2度の大きな不利。それがなければ好勝負になっていた。前々走の毎日王冠ではスローの流れをコスモバルクを徹底マークして早めの競馬で押し切った。7歳だが、レース数が少なく、若い。この中間は屈腱炎を恐れることなくビシビシ攻められている。中団から差し切る。

相手はスズカマンボ。前走の天皇賞・秋13着は久々でテンションが高く、揉まれたことで折り合いを欠いた。今春の天皇賞・春では中団のインで末脚を温存すると、直線で息の長い末脚で戴冠。折り合えれば長くいい脚を使うタイプで、府中は向く。今回は天皇賞と同じ叩き2戦目。中間の動きもいい。ゼンノロブロイを見ながらのレース。

ゼンノロブロイの前走は勝ち馬に足元を救われたが、8分のデキでなら上等。持ち前の切れ味は発揮できた。ここは仕掛けどころが難しい。復活したタップダンスシチーを宝塚記念同様、早めに追いかければ末脚が鈍る可能性も。

ヘヴンリーロマンスの前走は経済コースを通った恩恵はあったが、最後の切れ味は凄まじかった。これまでは持久力勝負の流れで台頭していたが、瞬発力勝負に対応したのは収穫だった。ここは2ハロンの距離延長が懸念されているが、折り合いに不安がないし、長くいい脚を使うタイプなので問題ないと見る。

アドマイヤジャパンはここにきて体調がUPしている。春は肩の調子が悪く状態が本物ではなかった。相変わらず上がり重点の調教ながら最後はステッキが入るまでになった。前走の菊花賞2着は自ら勝ちに行って長くいい脚を使った。好内容。古馬相手は楽ではないが、スッと好位に付けて長くいい脚を発揮できれば。

復活を期すタップダンスシチーが内枠から積極的な競馬で活路を見出す。前走の天皇賞・秋9着は状態が本物ではなく、無理な競馬をしなかった。この中間は最終追いで復活を予感させる動きを披露。持ち前のロングスパートを発揮できる体勢は整った。2番手から早めに抜け出す。

凱旋門賞馬バゴは来日してから速い時計を出して意欲的。昨年の凱旋門賞1着は歴代2番目の速さ。これは大きな材料。叩き3走目のゆったりとしたローテも好感が持てる。

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