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マンガ・アニメ・ゲーム・特撮アーカイブの現状と展望 明治大学リバティアカデミー

2020-01-13 15:40:22 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 講師は、森川 嘉一郎 (明治大学国際日本学部准教授)さんと氷川 竜介 (明治大学大学院国際日本学研究科特任教授、アニメ・特撮研究家)さんです。
 『鉄腕アトム』の原画1枚が競売にかけられ、約3500万円で落札されたニュースがあったと思いますが、日本のマンガの原画やアニメのセル画が美術品として取引されるようになってます。かつての浮世絵のように海外へ流出しています。
 原画もセル画も中間制作物ですが、後世への貴重なアーカイブ(芸術品だけでなく、研究や技術の継承のため)として扱われるべきという趣旨の講演でした。
 宇宙戦艦ヤマトの制作会社を訪問して、設定資料や絵コンテ等を譲り受けた氷川さんのお話は面白かったです。アニメの撮影に光学合成が行われたのは知らなかったです。反転用にセルを裏返して、交互に撮影するという手間のかかる情報だったようです。冥王星の近くをガミラス船が通過するシーンだけに200万円かかったそうです。


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