北京より帰任してもう何日?

4年3ヶ月間の北京赴任から日本に帰ってきて…

春眠不覚暁

2005-03-06 18:30:25 | アホ親とバカ息子
 息子の学校では語文(国語)の授業が毎日ある。教科書は中国の小学生と同じものだと思う。テキストの表紙には、「义务教育课程标准实验教科书 语文」とある。日本語だと「義務教育課程標準実験教科書 国語」であるが、「実験」という言葉にどういう意味があるのだろう? 値段は7元。上、下巻で、既に下巻を勉強している。中国語なので、当然全て漢字。

 パラパラめくっていたら、私が昔習った?漢詩が載っていた。孟浩然の春暁である。習ってなくても「春眠暁を覚えず」というフレーズは誰でも知っていると思う。

春眠不觉晓,
处处闻啼鸟。
夜来风雨声,
花落知多少。

 授業では暗唱(背诵)しなければならない。でも、クラスで出来ない人が5人いて、そのうちの1人が息子だった。
 「出来なかったら、先生に訊けばいいんだよ」と親に似て暢気なことを言っている。
 私が音読すると息子は「(父の)発音はおかしい」と言う。その通りだろう。

 日本では「ゆとり教育」といわれているが、中国では小学校1年生で40分授業であるが1日7コマと放課後には55分の宿題時間(月、水)か課外活動(火、木)をしている。大変そうだが、息子はそれなりに楽しんでいる。日本でもこれくらいやったほうがいいのではないか?
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿