サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 タイの友人が来てくれました。

2023-04-06 19:05:00 | 人生について
今回は、タイからのサニテラ会の友人夫婦が遊びに来てくれたお話です。
そのタイミングで、サニテラ会のメンバーで都合のついた3人が合流して私達夫婦含めて合計7人で楽しく語らいました。タイ在住の友人とは私がタイに3年前に行った時に会いましたが、その他のメンバーは5年前のサニテラ会以来の再会でした。






山ノ上まで遊びに来てくれた理由は1つ、タイの日本人の友人が、タイ人である奥さんに雪を見せてあげたいとの優しい気持ちから。今年は雪が少ないうえにとても暖かく、いつもある筈の庭の雪が全くなく、近くのスキー場にも上のほうしか雪が残っていません。雪が残っている筈の黒部立山アルペンルートも上高地も乗鞍岳バス停も今の時期は開通していません。いろいろ雪が沢山ある場所を探しましたが、結局 乗鞍高原休暇村まで行って、そこからは少し歩いて残雪がある場所まで行って遊んでもらいました。

さて、サニテラメンバーも定年を超えたこの年齢になると、それぞれ人生の次のステージに向かって頑張っています。そして1年間でも色んな事があります。なぜなら私らにとっては、学生が社会人になる時のような幼虫が脱皮して次の姿になるような正にその瞬間で変化の時期なのです。今回も皆なから、これからどんな生活を目指すのか、夢をもって進んでいる様子を聞け、私も大きな刺激を受けて自分の夢に向かって進む勇気を受けました。

タイでのお墓事情が参考になりました。お金持ちや中華系は日本のようにお墓があるとの事ですが、一般人は火葬後にその灰を故人が好きだった畑や海などの場所に散骨するそうです。人は転生するので古い肉体は脱ぎ捨てるイメージだそうです。それでも父親や母親のお骨の一部は子供達がペンダントの中に入れて首から下げている人達も多いそうです。私にも日本のそれよりも、タイの考えのほうがスッと心に入ってきました。

今回はメキシコ在住のメンバーと、現役バリバリのメンバーが不在でした。またいつか勢ぞろいしてワイワイがやがやと体力ある限り騒ぎたいものです。

話は変わって、ご近所さんの屋根が壊れていました。自分で玄関の近くの立ち木をチェンソーで倒していて失敗されたとの事です。私も今回の山ノ上生活で家の周りにあるどれも20mはあろうかと思う大木に育ってしまっている白樺3本を倒す予定でしたが、そんなご近所さんの状況を見てしまうと自分で切り倒す事が急に不安になります。たまたま外で作業されていたお隣さんに相談してプロを紹介してもらいお願いする事にしました。たまたまご近所さんの失敗した姿を見てしまった事、お隣さんが外で作業されたタイミングに自分が近くにいた事、そしてお隣さんがプロを知っていた事は、何かが私に「自分で作業せずプロに頼みなさい」と知らせる事だったのだと思います。料金は2日で5万円との事。無収入者にはとっても痛い出費ですが、偶然なのか必然なのかありのままを受け入れプロにお願いする事にしました。

私は、これから歳をとっていく自分の未来を想像すると、とても不安になってしまいます。でも、その不安を打ち消すために、今は自分で理想とする未来を強く想って創造しています。欧州の人達は自分の人生を楽しんで生きているように見えます。私達日本人は、人生を修行しているように感じます。どちらの生き方も素晴らしいとは思いますが、今の私は日本にいながら欧州人のように人生の最終章は愉しむ選択しています。でも自然に愉しむというよりも頑張って愉しむ感じです。やっぱり日本人なんですね。