サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 海外旅13日目 ジャングルトレッキングー2

2023-07-30 07:00:00 | 旅行
2日目のトレッキングです。
昨日の夜にまた雨が降っていたので、今日はどうなるのかと思いましたが、夜の途中で雨も上がった様で、川の水も少なく綺麗になっていました。
朝から紅茶にサンドイッチに果物まで頂いてお腹が膨れて、そうすると生理現象もおきてトイレにとも思い、唯一のトイレに行ってみましたが、このキャンプサイトには大勢の大柄な本当に大きいし太い白人達と、それをフォローする現地の小柄な男性陣の全員が使っているもので、実際行って見てみたら、ココでは到底描けない状況で、明日以降のトイレ事情などを勝手に心配までする始末です。


朝食も立派でした

朝のデザート

朝からお猿

そして、スタートは川の中を少し登って違う山を登って降って、ロープならぬ木の根を手に持って、崖が落ちて獣道みたいな道さえも無いところもココを通れるの?その急坂80度あるんと違うやろうかと思う所など、スリルに満ちた道を通りながら、それでもルートはガイドのDD曰く、もう一つのルートはもっと急坂でとても滑るので危ないけど早いとか言っていたので、やはり私達向けに優しい道を選んではいるのかなとも思いますが、日本だったら確実に使えないレベルですね。多分ココをすまして歩けたら北アルプスのほとんどのルートいけるんじゃ無いだろうかとも思ってしまうほどでした。


DD

下り坂

ここはまだまだ良いルート

でも、そうは言いながら、ガタイの良い本当に太り過ぎの女性が登ってくるんです。勿論、途中で私達が追い越していったグループにいたりするんですが、景色の良いところで途中休憩でフルーツ食べてゆっくりしていると、そのグループが追いついて来たり、もうおじいさんが完全に無理そうだなと思って追い越して行っても、追いついてくるんです。チームで助け合って、 励まし合って、遅い人にスピード合わせて登ってくるんです。そこは流石だと感心します。日本だったら「その体型でこんな山に来るなんて」「そんな歳で無理して」とか言われそうで人的に日本人の方が助け合いの精神が無いのか思いやりの精神が低いのかなとも思ってしまいそうです。また、若い男性も1人嘔吐がが激しくて、とてもそれ以上のトレッキングは厳しそうな雰囲気でしたが、グループではどうも通常のルートは通らなくて良いから近道では下山できないかと話をしている様でした。そのグループはどう見ても、即席のチームに見えましたが、誰も文句も言わずコレからどうするかを話し合っている様でした。ジャングルトレッキングの1日の中でも、色んなドラマがあります。


デザート

そして肝心のオランウータンですが、2日目の今日は結局1頭も見る事が出来ませんでした。前日に沢山見れたので良かったんですが、流石に2日で1頭も見れなかったら、お金もかなり払っているし、かなりキツイ歩きだったので嫌になるところです。見れない確率も30%は有ると言われていたのですが1日目が大当たりと言われてもピンと来ていませんでしたが、2日目でその意味をちゃんと理解出来ました。
そして2日目のランチは、大きな川岸に到着して頂きました。ランチを頂いている最中に、最後のフィナーレの浮き輪でのラフティングの準備をしてくれています。昔、バリ島でもラフティングはやった事が有りましたが、それとはまた違った形の川下り!大声あげてとても楽しみました。

宿に戻って、シャワー浴びて、洗濯してテラスに盛大に干して、夕食を例の近くのホテルに食べに行きました。


河原で昼食です

浮き輪でのラフティング!

案外楽しい!

全身びしょ濡れになります

村に帰って来てトレッキングが終了しました。


フレッシュジュース

晩御飯です

今回の野生のオランウータンを近くで見ようとココまで来たジャングルトレッキングもとてもキツくて、テントの寝床もヒルはいるし、朝はカエルで起こされるなど、自分で行くテント泊よりもめちゃくちゃダーティーな場所でしたが、それでもプロのガイドの気持ちよさ、朝昼晩に休憩時のフルーツなど、私達に提供する食料を1人で担いで歩いてくれるおかげで、とても素晴らしい良い思い出になりました。また、他のガイド達も皆んな直ぐに私達を日本人とみて、日本語で声掛けしてくれますし、あるガイドはバリ島には沢山の日本人が来るけど、ココにはほんの少ししか日本人は来ない。日本に帰ってPRしてくれよとも言ってました。
私も神さんも思いましたが、やはり白人達は体の作りがあまりにもアジア人とは違います。そして彼等は余りにもオープン過ぎますから、インドネシア人にとっては、どうせ来てくれるのなら、身体の作りが近い日本人が大勢来てくれた方が、彼らとしても楽しいのだろうと。ジョグジャカルタでは、私達に対して日本人?韓国人?中国人?って聞かれる事も有りましたが、ココでは現地の誰からでも日本人の一択です。まだココにはアジアからは、少しだけですが日本人しか来ていないのでしょう。大昔を知る私にとっては、アジア人で海外を個人旅行しているのは日本人しかいなかったあの頃をブキットラワンでは今なら味わえます。皆んな行きませんか?楽しいですよ。

PS.
ジャングルトレッキングで必要な物
靴は少なくともトレッキングシューズ。私達はトレッキングシューズで旅に出るつもりでしたが、山の上の小屋に置いて来ていたので取りに行けず、私はランニングシューズ、神さんはタウンシューズで来ましたが、とてもスリップしやすくて危ないと思いました。他の外人さん達はちゃんと登山靴で来ている人もいましたが、ほとんどは一般的なスポーツシューズの様でしたが。。。簡易ランプは必要です。みんなは登山時に頭に付けるタイプを準備している人が多かったです。私達は携帯電話のランプです代用しましたが、簡単なライトは必須です。シーツなど、海外旅行用にだにかも通さないシーツ等は売ってますが、1人1枚有れば、虫刺されはほぼ解消されると思いました。

今日の費用
水     10000
夕食    87000
宿泊費    200000
合計    2961円