今日で23日目
昨夜、ラオスのこれからのルートを決めたので、今日はバイクを借りてスローボート乗り場まで下見に行き、帰りにはここ等辺りで有名なお寺を見学に、更に時間が有れば、クアンシーの滝にも行こうかと思いました。結果はクアンシーの滝はバイクで1時間以上の距離があることと、今までの観光地のレベル実績から見る価値はあまりなさそうだと想像して、身体の休息を優先しました。
朝食時に、ホテルオーナーにレンタルバイクを9時30分に借りたい旨申し出て、きちんと準備してくれました。日本だとレンタルした場合は満タンでの返却が普通なので(カンボジアでも同じでした)そのつもりでいましたが、ここは空で貸し出す様です。途中で気付きガソリンスタンドを探しますが、グーグルマップに出てくる近くのスタンドはどこもフェイクです。その内にとうとうバイクはガス欠で止まってしまいました。まあ、自分でガソリンレベルを最初に確認しなかったのは私のミスでもありますが、貸し出すときにその旨をきちんと伝えろよ!とも思ってしまいます。途中で色んな人にガソリンスタンドはどこか訪ねるも、皆英語は通じませんから、手まねでバイクのガソリンだと伝えると分かってはくれますが、道を真っすぐ行けというくらいです。この国のガソリンスタンドの外見を知らないので、日本と同じようなガソリンスタンドなのか、インドネシアの田舎みたいに小さな店に1リットル単位で瓶で売っているのかさえ分かりませんから参ってしまいます。歩くしか方法がなくとぼとぼバイクを押していると、自動車部品販売店が有ったので、同じようにガソリンスタンドの事を聞きますが全く言葉が通じず、iPhoneの自動翻訳機がある事に気が付いて、「ガソリンスタンドはどこですか」とラオ語で聞くと、急に親切に教えてくれました。iPhoneのMAP上で教えてもらい、その場所が近くだったのでやっと一安心です。そしてこのラオスでのガソリンスタンドは日本と同じスタイルでした。因みにガソリンの値段は約170円/ℓでした。
安定の美味しさ!
ナンバー無しのレンタルバイク
ガソリンスタンド
その後は、案外遠かったスローボート乗り場まで行き、切符売り場にいたお兄ちゃんから詳細を聞くと、事前情報通りの値段で当日でも現地で切符は買える事がわかり、8時から切符販売するようで来た方が良いと確認できました。出発時間は8時30分との事でした。その確認が出来れば十分なんですが、道中で面白そうな場所があれば寄ろうと思っていたのに何も興味を引くような物も場所も無く、町まで戻ってきてしまいました。町に戻ると例のラオスで一番美しい寺院と言われ本堂背面の黄金の木で有名なWat Xieng Thong(ワットシェントーン)に直行で行きましたが、すごい数の観光客です。そしてほとんどが中国からのツアー客の様です。ここは入場料も必要なお寺でゆっくりと見学したかったのですが、あまり騒がしかったので、一通り見て直ぐに退散です。かなり残念だったのは、本堂の後ろ壁面の黄金の木と言われる壁絵が有名で、私はその絵は貝を使った絵だと思っていたのですが、なんと色鏡をカットしたものだった事です。お寺を出て昼食の為に
レストランを探しながら町をバイクで流すと、まったりした良さげなレストランを見つけて昼食でした。その後にクアンシーの滝まで行こうかとも考えましたが、やはりたったの30㎞でしたが、無理は止めてメコン川を望む珈琲ショップでまったりした時間を過ごし、さて帰ろうとしたらバイクのカギを無くしたと思い大騒ぎしてお店の中や、バイクを停めてる場所までの往復して探してたらテーブルの下に落としていて神さんから呆れられたり、一方で神さんはバイクのヘルメットを後前被って顎ひもがかからないと騒いで、私から大笑いされたりと色々とありますが楽しく過ごしています。
スローボートの切符売場
スローボートチェック中
ワットシェントーンのチケット
美しい外観です!
横から
本堂裏の黄金の木
綺麗なんですけどね。
中国人ツアーから占領されてて、黄金の木を近くから観れずにいるところ。
昼食はココで
入り口
とても美味しく頂きました。
喫茶店
メコン川を目前にゆっくり過ごしました
珈琲抹茶とココナッツ抹茶。
両方とも美味しかった!
夕方からは、気になっていた地元食堂に行ってみましたが、ここが大当たりでした。値段も安いのに食事もとても私達の口に合っていました。なるほどいつも混んでいた筈です。ここでも驚くべき光景を見ました。中国人の夫婦がお客として入ってきました。彼らは外の店で買った500㎖のビール4本と何やらのおつまみを持っていました。席に座るとオーダーの時に給仕のお祖母ちゃんを連れて欧州系のお客さんのテーブルに行って中国語で何やら言いながら指さしオーダーをしています。それも堂々とした態度で行うので他の欧米のお客さんも少しびっくりしています。そしてそれから、お店にコップを貸してもらい自分らのビールを注いで飲み始めました。勿論この店にもビールは売っていますが持ち込みビールをです。つまみも食べ始めました。そこに仲間と思われる中年の中国人のグループが入店してきました。何やら会話をしていましたが、勿論私が想像した通りの流れで、仲間は外にビールを買いに出て、先に入店していた夫婦同様に持ち込んだビールとつまみで宴会が始まりました。上から目線の中国人が増えて幅を利かせ始めると、日本もこんな風になるのかと恐ろしい光景でした。
私達夫婦は、君子危うきに近よらずの如く、食事後はさっさと会計を済ませ店を後にしました。帰りには、今夜の乾杯用にビール2缶とポテトチップスを地元の小さなご夫婦でやっているお店で買って帰りました。
看板
店はこんな感じ
料理は量も味もとても良かった!
ホテル近くのお店。
毎晩、ココでビール買って
こんな感じで締めてます。
こんな感じで締めてます。
明後日の早朝にここを出発するので、今日の夜に、ホテルのお風呂を使って洋服や下着の洗濯です。部屋干しで乾きにくいですが、今晩から干していれば明日中には乾くでしょう。
洗濯して部屋干し中
洗濯紐や折りたたみハンガーは日本からの荷物。
今日の出費:4,028円
レンタルバイク 18万キープ
ガソリン 9万キープ
昼食 13万キープ
喫茶 10万キープ
ビール等 6.7万キープ
PS.
この国の車もバイクもナンバープレートが付いていないものが多い。半分位は付いていない様です。観光客を乗せるトヨタのハイエースの新車でもほとんど付いていません。勿論?私の借りたレンタルバイクにも付いていません。こんな感じの国のレベルなのに、そんなに物価が安いとは感じません。
ヘルメットは付けてもらいましたが、街中でヘルメットつけてる人はほとんど見ません。
私は北海道人なので海外から観光客の方々が来てくれるのはうれしいのですが、その某国の、他者のことを微塵も考えられないような人たちは嫌すぎます。
ガソリン価格、私もびっくりしましたが、その他の様々な値段も日本と比べてもあまり変わりなく、勿論日本の物の値段が安過ぎるんだと思いますが、いつの間にか日本は世界の中で経済レベルが下がってしまってると気付かされました。残念でなりません😢
C国は多分ラオスを債務の罠に、既にかけていてもう直ぐその果実を得ると分かっているんだろうと思います。両国の国民もそれを知っている様に感じました。そうじゃなけりゃ、あの上から目線はあり得ません。日本も今のままだと、同じ様にならないか本当に心配になります。。。