サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

レモン酒つくり

2025-01-21 07:00:00 | 日記
自宅にある小さなレモンの木に今年はレモンの当り年で30数個も実りました。

長女も次女も我が家に来た時には、1個2個と完全無農薬有機肥料(お米を精米した時に出る糠のみ)の国産レモンを持って帰っていましたが、まだまだ沢山なっていたので、今年初めてレモン酒なるものに挑戦してみました。
レモン酒などは、もともとあまり興味もなかったんですが、次女が新婚旅行のイタリア土産にレモン酒をくれて、向こうでは皆が飲んでいたと言います。飲んでみてとても甘いレモンリキュールみたいな感じで美味いとは思いませんでしたが、姪っ子の結婚式の打ち上げでイタリアン料理店に行った際も、このレモン酒ソーダ割りなるものがあって、なるほどやはりイタリアのイケてるオヤジはこんなものを飲んでいたのかと思った訳です。

そんな事を知っての、今年はレモンの当たり年ですから、レモンが木になったまま黄色くなったら、このレモン酒なる洒落たリキュールを作ろうと考えていた訳です。毎年梅酒は作っているので、同じ要領で良いのだろうと思いレモンを1㎏強、氷砂糖も1㎏に果実酒用ホワイトリカー35度を1.8ℓで仕込みました。レモンの皮の白い部分が苦みになると何かで読んだことがあったので、その白皮部分を取り除くために①表面の皮の黄色い部分をなるべく薄く皮をむく。②白皮をとってしまう③実は横に3等分にカットする。白皮部分は捨てその他の部分を漬け込みました。
その後、ネット検索でレモン酒作りもあるのかと検索してみたら沢山ヒットしてくるし、ホワイトリカーの裏側の果実酒説明欄にもレモン酒の作り方と書いてありました。まさか洒落たレモン酒の作り方など無い筈だと思っていたら、日本人も飲む人はいるもんだと驚きましたが、イケてるオヤジも案外といるんだなとも気付きました。でも作り方が私が今回作ったものと微妙に違っています。

まず氷砂糖の量が200gや300gの指示となっています。確か本場(イタリア産)?のものは、そのままじゃ甘くて飲めないほどだったので、1㎏入れても少ないと思っていたので驚きです。レモンの量は5個と書いてあり、私は6個入れていたので、同じ様なもんでしたが、作り方の説明は「皮を厚く向いて果肉を3等分にカットして入れ、皮は適当に好みの量を入れる。皮は1週間で取り上げ、果肉は1ヶ月で取り上げる。飲み頃は3か月後からだが1年ほど寝かすと美味しい」となっています。


先ずはレモンの皮を薄く切って

次は白い中の皮をむいて、この部分は捨てます。

皮と果肉の取りだしタイミングや飲み頃情報は有難かったのですが、氷砂糖の量とレモンの皮の扱いについては微妙です。これまたイタリア土産のリキュールは真黄色の色していたので、私は皮は全投入だと思った訳です。

これらを総合的に考えて、それならついでに、もう1升分を作る事にしました。
レモンの投入量は前回と同じ1㎏強の6個。氷砂糖はやはり自分の感覚を信じて500gとしました。レモンの皮や白皮問題は、コレもまた私の感を優先して前回同様の白皮を捨てて皮の黄色い部分は全投入です。皮と果肉の取りだしタイミングはそれぞれ10日程と1月程として、なるべく黄色の色が強調されるリキュールに仕上げようと思います。


実と皮を漬けました。

右が氷砂糖500g、左は1kgです。

10日後には皮を取り出して更に寝かせて1月後に試飲してみました。まだまだ色目は薄い黄色ですがコレから熟成して来たら黄色が強くならないかと期待しています。味の方は両方とも美味しく出来てました。砂糖を1キロ投入の方が甘いしトロッとしていますが飲み方はお湯やソーダ等で割ると美味しいし、500gの方はストレートやロックが美味しいんです。そして、レモンも食べてみましたがしっかり味は抽出されていて、お酒レモンと言う感じですが、美味しく食べました。


左が砂糖1キロ入れたもの、右が砂糖500gを入れたもの。


左が1キロ、右が500gのもの。

1ヶ月経ったので、もう檸檬自体を漬け込む必要もないと思い、お酒を瓶に詰め替えました。透明感のある檸檬酒が約2.5升出来ましたが、しっかりとお酒を吸ってる檸檬も沢山残るので、捨てるには勿体なく、どうにかして絞れないか考え、結局ミキサーでジュースにして、味噌汁用の味噌漉しで濾してみたら、コレこそ店でも売ってそうな感じの濃い色の檸檬酒が出来ました。透明な酒にも混ぜようかとも思いましたが、今回は出来た3種のままおいておこうと思います。多分イタリアでは檸檬をミキサーにかけて、搾りかすは廃棄する作り方だと製品の色合いから予想しました。


出来上がり。
ワインや日本酒のオシャレな瓶を保存して自家製果実酒用の容器に転用しています。右のビン2本とコップの中のは檸檬をミキサーにかけて絞ったもの。


檸檬を濾しているところ

搾りかす

コレが濃い色の檸檬酒になりました。


熟成が進む3ヶ月後以降にもう一度飲み比べて、どちらの方がより美味しいのか、檸檬絞ったお酒はどう味変するのか、またしっかり熟成期間を経た今年の冬頃に最終判定しようと思います。どの配合が我が家の好みに合うのか、絞り酒はそのまま飲むのか、透明なお酒に混ぜるのか、多分、次に檸檬酒を作れる今年の冬のタイミングまでには、我が家の檸檬酒のレシピは完成すると思います。









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