トイレが壊れたカモ
我が家のトイレは、交換してから多分20年弱になります。最近、トイレの水タンクから常時何やら水が少しずつ追加されてる様な音が聞こえていましたが、トイレの便器に水がドンドン流れて来る様でもなかったので、その水タンクからの音は聞こえないフリしていました。
最近、長女や次女にも我が家に来た時にトイレの水タンクから音がするとの指摘もあり、それなら見てみようとタンクの蓋を開けて確認すると、確かに水が溜まり浮きが上がってきて空気穴を塞ぐことにより、これ以上タンク内に水が供給されないようにするスイッチの役目をしていますが、その部分から少しずつ水漏れしていてその音だと分かりました。穴を塞ぐ部分がゴムで、その一部が劣化していたので、ここから水が漏れていると思いゴムを取外して表裏ひっくり返し、またフロートの浮力が弱まっているとも思い、発砲スチロールを浮力アップの為に加工して付けました。
これで、確かに音が一時的には止まったと感じましたが、また数日すると聞こえ始めました。そして最近はさらに水がタンク内に供給されている音も聞こえるようになって来たので、本来の原因は他にもあるのかもしれないと基礎から
確認してみることにしました。まず水タンクから水が漏れていない事が絶対条件ですから、水タンクに水を満水にしてトイレ内にある水道の元栓を止めてみたら。。。なんと言う事でしょう、1時間もしないうちに水タンクの水が空っぽになっています。もう何ヶ月もこんな状態だったとは後悔です!早速、このトイレの修理検討に入りました。先ずはこのトイレ使用をストップして、家でのトイレは2階にあるトイレを使う事としました。1階にあるこのトイレの水漏れ箇所の特定です。
どうも、大小により水を流す量が変わる仕組みで止水のパッキンが使われている部分が2か所あります。よってどちらかのパッキンか若しくは両方のパッキンとも効かなくなってると予想し、再度水を満水にしてトイレに付いている水道の栓を止めて、水タンク内の水がどこまで無くなるのかを確認しました。結果、どうも小の方のパッキンが怪しいと思いこの部品を取り外してみるとゴムが劣化していて、そのカスがパッキンの止水する部分に溜まって止水が完全に機能していない様でした。本来ならパッキン交換すれば良いと思いますが、既にこのトイレは約20年も前のものでメーカーのTOTOでは部品は製造していないと思い、取り敢えずパッキンの掃除だけしてみて、もう一度タンク内に水を貯めた状態にして、水道の栓を止め水タンクに自動的に水が給水されない状態にして様子をみました。水漏れは驚くほど漏れなくなりましたが1日経つとやはり多少は水が減っていてタンクの2/3くらいになっています。これくらいは已む無しと考えるのか、完全止水を目指すのか。
それならばともう一度、2ヶ所の止水部分の部品を取外してゴムパッキンをよく観察すると、止水する部分がすこし変形もしていたので、ゴムパッキンを部品から取り外し、表裏をひっくり返し今までの裏面を表面にして、部品に取り付け水タンク内に元通りに取り付けてみました。パッキンの表面の変形が表裏を変える事により無くなったので更に良い状態になったと信じています。
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今ここ
今ここ
水タンクの上面の蓋を外して
水を止めて1時間もすると水が無くなっていました。
止水の為のパッキンは2箇所あり
パッキンの表面が少し変形していますが、この程度でも1日経つと2/3位まで水位が下がってました。
これで、水漏れが完全に止まってくれれば、少なくともこれから20年近くはパッキンは持つでしょう。次に駄目になった時は自作のパッキンを作るか、トイレ自体を交換するかになりそうな気がします。また、今回これでも水漏れがある様なら目を瞑れる範囲でこのまま使い続けるのか、そうではないのか。。。。水漏れの量に納得いかなかったら、今回から自作のゴムパッキンを作れないかDIYショップにゴム材を探しに行くか、メーカーであるTOTOの他のトイレに使われている部品で代用出来ないかを調べに、TOTOのショールームに行って中を見せてもらったり、係の人に相談したりしてみるしか方法は無いように思います。
いずれにしても、この数日の水漏れテスト次第です。
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