今日は20日目
昨夜はほとんど眠れませんでした。理由は、数日前からの下痢のピークが夜中にやってきて、お腹は痛いわ、トイレに駆け込んではくだすわで散々でした。神さんも寝不足の様ですが、神さんはどうも疲れからくる風邪のような症状です。二人共朝がきてもなかなか起き上がれません。なんとか9時に無理やり起きてシャワーを浴び頭すっきりと行きたいのですが、結局トイレへ直行の午前中です。ホテルのチェックアウトタイムは12時なので、ぎりぎりまで粘って、チェックアウトし、荷物を預かってもらい街で時間つぶしをするしかないのですが、2人とも調子が悪く、ホテルに荷物を取りに行かないといけないので、近場のコーヒーショップで時間つぶしです。お腹の調子が悪いので珈琲も飲みたくないし、神さんも風邪から胃腸の調子まで悪くなり始めていますが、何も頼まない訳にもいかず、キャラメルマキアートと抹茶ラテにクロワッサン1個を頼んで3時間程頑張りました。
何とか朝ごはん
喫茶店で時間潰し
こんな感じで辛い身体をゆっくり出来ました。
その間の話で、神さんはもう日本に帰りたい、そもそもジャングルみたいなところにも、都会にも行きたくない。日本が一番いいと言い始める始末で、ここでも私と意見がぶつかります。神さんも身体の調子が悪いのであまり前向きにはなれないのでしょうが、そんな事を言われても困ってしまいます。ここまで来たら最後まで付き合って欲しいと思います。
粘った珈琲ショップからホテル近くのフォーの店に遅い昼食食べに行きました。ここのフォーは1杯70THBもして、友人の家の近くの私達お気に入りのお店の30THBの2倍以上もします。同じバンコクでも値段差が大きい事にも驚きです。
この店もお客さんが多かった。
例のお店の2倍以上の値段とは思えないけど。
いよいよ日も傾きかけて来たのでバンコクの中央駅まで移動です、MRTでBang Sue駅まで行き、国鉄のBang Sue駅に繋がっているのでそのまま地下道を歩いて駅に到着ですが、それでもまだ17時を過ぎた時間。夜行列車の出発時間は21時25分なので、4時間以上も待たないといけないので本当に暇を持て余しました。お腹の方は昨日の夜がピークだった様ですが、まだ調子悪くトイレの近くのベンチで待機中です。と思っていたのですが今回も私の感は冴えわたります。私達が待っている椅子の近くに電光掲示板がありそこには、今日乗る国際列車133号のビエンチャン行きの表示があり、しかも長距離列車の発車エリアでしかも指定されている1番2番線の改札入口ですし、長距離列車の発車時間が来ればその改札から人も入っていきますが、なんだか乗車する人数が少ない気がして、駅員さんに聞きにいき「133号の列車に乗りたいけどココの改札で良いのか」と聞いたら、なんと違うと言います。ここをずっとまっすぐ行って、ゲート7番が入口だと教えてくれました。そのゲート7番までが遠い事遠い事。500mはあったと思います。その場所には沢山の国際色豊かな老若男女が自分の出発する列車を待っています。出発20分前にならないと改札を入れない仕組みで、列車が出発すると次の列車に乗る人が入れ替わりながら改札からプラットフォームに吸い込まれていきます。でもそうすると私達が最初に待っていた場所にも1番2番プラットホームがあり、同じ駅なのにここにも1番2番プラットホームがあり誰もが間違いやすいと思いますが、ココはBとの表示もあるので、Bの1番2番なのかもしれませんが、実に分かりにくい。こんなトラップにも引っかからずにきちんとプラットホームにたどり着けたのも運が良いおかげだと思います。
さぁ出発です
ココまで辿り着くのも大変でした。
いよいよ乗り込む準備
いよいよ乗り込む準備
夜の9時25分発なので9時5分に改札入場です。私達は寝台が予約取れなかったので2等車の椅子席で12時間の長旅となります。この133号車は寝台車両は2両、2等車両1両、3等車両2両の客車5両に機関車両1両の6両編成です。2等車はまだクーラーが付いていてクッションがある椅子ですが、3等車はクーラー無しで椅子も90度曲がった直角椅子ですから、まだマシだと思うようにしましたが現実はそんなに甘くはありませんでした。南国特有のクーラーの効きすぎでユニクロの薄いダウンジャケットを着ても寒くて眠れません。ブランケットの貸し出しサービスをしてくれましたが、乗客の皆が頭の先から足しの先までくるまっているのでみんな寒いと思っているんでしょう。もう少し冷房の温度を上げれば済む話なんでしょうが、それをしないのがタイ式なんでしょう。私達は風邪をひかないように震えながら眠いのに寝たら死んでしまう様な気がして朝が来るのをひたすら我慢の修行僧のような12時間でした。神さんとお互いの身体が当たる部分が少し暖かくて、この冷感地獄で朝日が見えた頃にはこの責めにも何とか耐える事が出来たと、昨日のすれ違いも忘れて喜び合った一瞬でした。
見かけはいい感じですが
横になれないのは辛いですが、まだシートが良かったです。でもクーラー温度は絶対に10度台だったと思います。
今日の出費 8,445円
国際列車 5,377円
交通費MRT 80バーツ
朝食 94バーツ
喫茶 290バーツ
昼食 140バーツ
お菓子 70バーツ
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