ひしだまの変更履歴

ひしだまHPの更新履歴。
主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

『アルゴリズムを学ぼう』

2013-09-08 12:31:08 | プログラミング

アルゴリズムを学ぼう』『続・アルゴリズムを学ぼう川中真耶、杵渕朋彦、椎名俊輔
(著者に知り合いがいるのに今頃買ったなんて、口が裂けても言えない^^;)

噂どおり、ゆるふわなイラストで油断させたガチの内容(笑)
基礎的な内容から探索・ソート・暗号・シミュレーション・AIなど、いろいろなアルゴリズムに触れている。

特に一番最初のデータ構造と計算量は、大学の情報工学科でも出てくる本当に基本的な話なので、仕事でプログラミングをする人は押さえておいた方がいい。
少なくともデータ構造に関しては、オブジェクト指向厨だろうが関数型モヒカンだろうがstaticおじさんだろうが、絶対把握しておくべき。
とか言いながら、「ヒープ」がデータ構造の一種だって、初めて知ったんだが(爆)

JavaのTreeMapが赤黒木だったのも知らんかった。
NP完全とかP=NP問題とかも言葉は聞いたことあったけど、そういう内容だとは知らんかった。
暗号の概念の話とか面白いね。公開鍵暗号の解説は世の中に多いけど、DESの暗号化の方法(アルゴリズム)の説明は初めて見たw
逆行列の計算とか、なんか昔習ったような気がする。
文字列の探索(マッチング)もKMP法は習った覚えがある(名称は忘れ去っていたが)。
オートマトンも習った、懐かしい。
山登り法も聞いた覚えがある。

というように、情報工学科の人間が習っている内容なので、プログラミングをやっていてそういう基礎を知らない人は、興味があるならこの本は向いているかも。 

ただし、アルゴリズムの個々の内容については解説は色々されているものの、数学に挫折した自分には、最後の「ゆえに○○である」の部分がなんでそうなのか理解できなかった(飛躍しているように感じた)ので、本当に理解したければ他に専門書を勉強すべきなんだろうなぁ。

最後に気になる点をひとつ。
レッドブルを温めて飲んだらどうなるか、著者らは試したのだろうか?(笑)


(2013/09/10追記)
この本のストーリーは、アルゴリズムの解説という意味では不要かもしれないけど、面白かったよ(笑) 1冊進む度に1年経過しているということは、4年生・大学院で、あと4冊くらいは余裕だよね?
という訳で、 トランザクションとか分散処理とかのアルゴリズム解説を期待(爆)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DX3リプレイ『ゼロ・ポイント』

2013-09-08 11:41:08 | TRPG

ダブルクロス3・リプレイ『ゼロ・ポイント』 囲 恭之介/夢中工房

某TRPG専門店に行ったら売ってたので買ってきたのだが、これ面白いぞ!?
囲さん(夢中工房)ってジャイアント・アレージというイメージだったけど、ダブルクロスのリプレイなんてのも書いてたんだな。

シナリオの内容とか流れとかRハンドアウトの使い方とか、とてもよく出来てる。
強いて言えば、この分量で1話は長すぎるんでね?ってくらい^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DX3リプレイ『微笑むキミに会いたい』

2013-09-08 11:38:08 | TRPG

ダブルクロス3・リプレイ・メビウス2『微笑むキミに会いたい

なんか、ダブルクロスのリプレイって面白く感じるんだけど、理由を説明するのが難しい気がする。
特に矢野さんのリプレイは、説明のために面白い部分を1つ抽出する…っていうのが難しい。自分は作家じゃないので、1冊を通して面白い、としか言えない^^;

その点メビウスは「時をさかのぼる」というギミックが説明しやすい。
1巻ではリンゴを誰が持っているか?というのが1つの核心だったけど、 2巻では誰が持っているか最初から明らか、という違いも良い(笑)
それに言わずもがな、有世さんの言動(とあづささんのツッコミとフォロー)が素晴らしすぎる!
世の中思いも寄らない人がいるもんですな(爆)

今回は冒頭の“NPCについて天さんがやにおさんに話している部分”に(唐突な感じで)違和感があったけど、ミドルフェーズに入ってからの右往左往ぶりは、確かに面白い(笑)
実質1シーン何もしないって、FEARのリプレイでは珍しい。ほとんどのリプレイでは、シーン進行はスムーズに進んでるもんな~。

ちなみに天さんと言えば、珍妙な台詞や格好いい言動や突飛なアイデア等いろいろあるけど、ガンドッグゼロリプレイ『ハイ・スクール、ダイ・ハード』の第2話の虎楠の攻め方はすごかった(格好よすぎる方向で)。今のところこれが一番です(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サタスペホラーリプレイ『悪夢の棲む島』

2013-09-08 11:05:29 | TRPG

サタスペホラー・リプレイ『悪夢の棲む島

サタスペホラーに続編。
前回のはあまりホラーっぽくなかった(怖くなかった)けど、今回の第2話の冒頭はちょっと怖かった><

やっぱり、ホラーが怖い理由は、理不尽さにあると思うんだよね。
映画や小説でもよく人が死ぬけど、脇役だったり敵役だったりで、それらが死んでも理不尽とは感じないようになってしまっている(物語として当たり前だと思ってしまう)ので、怖くはない。
本当は巻き込まれて死ぬパターンの人は理不尽だと感じてるんじゃないかと思うけど、観る側はそういう感情は抱かないよね。

呪いでも何でも、理由がついての死は、(現実ならともかく)物語の中では特に怖くない。
主人公たちが死ぬのは、悲しかったりつらかったりもするけど、理不尽な死への恐怖とは違うんだよなぁ。
というか、現実(今の日本)では寿命以外で死ぬことは一応無いので、死は理不尽だ。現実に本当に死にそうになる、というか命を狙われたら、かなり怖いと思う。
(自民党が戦争を推進している(敵国とお互いに挑発しあっている)のに大多数の日本人が自民党を支持しているのは理不尽だと思うが、恐怖でなく憤りしか感じないな^^; 実際に戦争が始まったら、死の恐怖に変わりそうな気がする) 

ちなみに、理由が解明してどう回避していくかという話になると、ホラーというよりSF(サイエンスフィクション)になると思う。
SFは、現実と異なるルールが世界にあったらどうなるかを描くものだと思っているので。
まぁ、ルール無視で死にまくるような物語は、理不尽であっても、物語としては納得いかないので面白くないだろうけどね^^; 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルシャードセイヴァーリプレイ『モーニングムーン』

2013-09-08 10:45:11 | TRPG

アルシャードセイヴァーRPGリプレイミッドガルド『モーニングムーン』、読んだ人はみんなツッコんでると思うけど、僕もツッコまずにいられない(笑)

PCに「ナギ・スプリングフィールド」なんて名前つける奴だれだよ!と思ったら、赤松健さんだとぉ!(爆)
それなら問題ない(笑)

それにしても、シルダってちゃんと皇帝になってたんだな。ほほう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする