マンガ『ソード・ワールド2.0 リトル・ソーサラー ミュクス1』ねこ村モトキ
ソードワールド2.0のコミック。
非常に正直にぶっちゃけると、ドラゴンエイジで連載されている作品の中で(贔屓目に見ても)下から3~4番目なので心配していたのだけれど…単行本になってみるとそれほどでもないなー。
ラクシア世界の中のひとつだからどんなパーティー・ストーリーがあってもいいんだけど、マンガ単体として稚拙なんだよね(嘆)
普通のマンガだったら、そこがどういう世界なのか読者に分かり易く伝えるためにかなり労力を割いていると思うが、SW2.0を全く知らずに初めてこのマンガを見た人がラクシア(の魔法とか神とか)について分かるか(誤解しないか)といったら無理でしょう。
リープ・スラッシュがどんな魔法なのか、あの絵では分かりません…。せっかくマンガという絵を伴った技法なんだから、そういうところはしっかりして欲しかったなぁ。(車田正美じゃないんだからさぁw)
例えばSW2.0を知らない人に教えるために見せようと思ったら、マンガというのはとっつきやすいと思うんだけど、これじゃちょっとなぁ。
まぁマンガのタイトルも「ソード・ワールド2.0」の方が「リトル・ソーサラー ミュクス」より大きいので、SW2.0を知らない人はターゲットにしてない気もする(苦笑)
巻末にキャラデータと地図がついているのはさすがSW2.0。特に地図については「ルーフェリアってここだったんだ!」みたいな(爆)
(戦闘に参加しないという理由でデータ非公開なのはおかしいだろw…戦場には居るんだし。つーか戦闘に参加しろよ!(笑))
ミュクスの夢とかサリサの夢(はどうでもいいかw)とか壮大そうな伏線も張られているが、ちゃんと回収されることを祈る^^;
(どうでもいいが、ミュクスってミンクスと似てるな…名前だけ(笑))
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます