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主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

SWリプレイ『猫の手勇者くん、突撃!』

2007-05-20 05:32:27 | TRPG

ソードワールドリプレイxSの第2巻『猫の手勇者くん、突撃!

正直、1巻目のストーリーをよく覚えていなくて(汗)、「チタンとかマーキュリーってどんなのだったっけ?」という感じだったんだけど。2巻に入って珍しい状況になって面白くなってきたので、もう一度読み返しておかないとな(笑)

ズンとユーリリアの足の引っ張り合いも力が入ってるなぁ^^;
こういうのをシリーズの第1巻でやってると(シャイアラとか)、見てて不安になってくるんだけど、キャラが分かってきた2巻以降なら面白い。
プレイヤー同士は知り合いでお互いに分かっているから最初からそういうことをして問題ないと思うけど、読者が居るものでは「第三者視点ではどうなんだろ?」って感じ。

あと、ラーダとかチャ=ザとかウィスプとかが漢字になってるのがちょっと読みづらいかな。最近のSWの傾向として、漢字に置き換えようとしているんだろうけど。
“ラーダ神殿土木部隊”が“知識神神殿土木部隊”だと、(著者も分かっちゃいるんだろうけど)分かりづらいぞw
もっとも、どう考えても漢字にしとく方が文量は減るわけだしね(今回は特に切実だったみたいだしw)。慣れてくれば振り仮名が無くても頭の中で勝手にカタカタ名に変換されるけど、SWにそこまで詳しくない人にはさっぱり分かるまい。
(詳しくない人には、カタカナ名が分かったところで やっぱり理解できないだろうけど^^;
 逆に見れば、漢字にすることでなんとなく意味がつかめるのか。さすが表意文字)


今巻のお言葉:「1ゾロ出るたびに安心です」「でも6ゾロ出るたび不安です」


SFリプレイ『フォーチューンの海砦』

2007-05-20 02:08:50 | TRPG

セブン=フォートレスのリプレイ第2弾『フォーチューンの海砦
V3エディションでの発売が、これでようやく出揃ったね~。出てる順番めちゃくちゃ(苦笑)
フレイスは最初からV3だよね?…そういや「フレイスの幻砦」って何だ?→海砦V3(上)p.302)
(ついでに全然関係ないが、楽天の
フォーラの森砦…「ゆかかい」って何じゃい(苦笑))

青の導師の正体とかベガオの過去とか、こういうパターン好きだなぁ(笑) 特に覆面魔導師の正体の意外性はいい!
ストーリー的にも第1弾『アルセイルの氷砦』のキャラや裏舞台やらがかなりダイレクトにつながっていて、そっちの意味でも良い(笑)

過去に行って歴史を改変するパターンの常として、未来に戻ったときの人々の認識の変わり方(というかそれ以外への影響の無さ)には疑問を覚えるけど…、まぁしょうがない。(この辺りがきちんと考えられたストーリーを、TRPGでやるのは無理だろうしなー)
後に出ている続編のリプレイのどこかに年表があって、フォーチューンの事件が「(セブンフォートレスの世界の)正史から抹消」になってたのが気になってたんだけど、つまり歴史が変わったから「事件そのものが無かったことになった」って意味だったようだね。
“もろもろの事情”でプレイヤーが代わったことで(また、なかなかフォーチューンの文庫版が出なかったので)現実の歴史から「抹消」になったかと思ったのだが(爆)

その“もろもろの事情”が今回のあとがきなりで明かされるかと期待していたんだけど、全然触れられてもいないなー。(元祖のソースブックの方には、それらしいことがちらっとだけだけど書かれているのに)
現実にTRPGを遊ぶ人達にとっては、重要な参考になる事柄だと思うんだけどな?