緊急事態宣言延長

　安倍総理は30日、会見を開き、「5月7日からかつての日常に戻ることは困難」と緊急事態宣言

延長の見方を示した。

　1人当たり10万円の現金給付などを含む新型コロナウイルス対策の今年度補正予算が30日、野党

も含む賛成多数で参議院本会議で可決・成立した。

　その後の会見で安倍総理は、週末からの5連休に触れ「いま緩んでしまってはこれまでの努力が

無駄になってしまう。自分自身、愛する人を守るためにどうか外出を控えていただきたい」と呼び

かけ。（AbemaTIMES 4/30 木）


緊急事態宣言が延長されることになった。現在で一か月程ということらしいが、今のままでは中小

事業者は経営がマスマス厳しくなり、生活が苦しくなる人が増えるのは確実。五輪開催を無理押し

した付けが今来ているのは間違いない。一時給付金についても４月中に出来たはずで国民の２割程

度しか利用できない３０万円給付にこだわった結果遅れてしまった。当初の給付金１０万円支給は

一か月分と目されており、期限延長ならば、さらなる給付、補償がなければ生活に困る人が倍増す

るしてしまう。


２世、３世議員が多数の国会議員では、大多数の国民の痛みを感じることはないだろう。彼らは代

々の蓄財と世界一高い報酬、お手盛りの手当てが減ることはないのだ。報酬の７％削減がせいぜい

で国民のために働こうとは一切思っていない。


延長の理由も明らかにせず、データによる説明もない。昨日の会見に納得出来た人は少ないだろう。

給付の第二弾、国による中小事業者への補償をさらに検討すべきだ。そして３蜜状態を避ける状態

で販売が出来るマニュアルを作り各種小売店の営業を少しづつ促していくことが望まれる。買い物

がスーパー、ドラッグストアに集中していることも緩和出来る。