日本の指導者、国民評価で最下位

　【ロンドン時事】２３カ国・地域の人々を対象にそれぞれの指導者の新型コロナウイルス対応の

評価を尋ねた国際比較調査で、日本が最下位となった。日本の感染者数、死者数は世界との比較で

は決して多いわけではないが、安倍晋三首相らの指導力に対する日本国民の厳しい評価が浮き彫り

になった。
　

調査はシンガポールのブラックボックス・リサーチとフランスのトルーナが共同で実施。政治、経

済、地域社会、メディアの４分野でそれぞれの指導者の評価を指数化した。日本は全４分野のいず

れも最下位で、総合指数も最低だった。(時事通信　2020/05/08）


日本国民の声を代弁するような結果が出た。消費税増税での景気低迷にインバウンドを期待して中

国の春節来日を歓迎し、さらには習近平国家主席の訪日に忖度し中国人の入国制限を遅らせ、オリ

ンピック中止を懸念しコロナ検査の条件を厳しくして検査数自体を少なくしと、やることなすこと

全てが裏目に出て、日本では未だに国民がどれ位感染しているか把握出来ない。5月６日迄と一度

は決めた緊急事態宣言も延長するしかなく、国民の生活への影響は計り知れない。


日本でのマスコミの存在は全く感じられず、首相会見時の質問も信じ難いほど詰めが甘く、的を

射た追及がない。その為に情報が錯綜し、国民は不安に陥るばかり。こういう状態でも自粛要請

に応じ感染者数の減少に貢献する日本国民には本当に感心する。まずは新型コロナウィルスが一

日でも早く収束に向かうことを願っているが、政府与党の失態を見逃してはいけない。