米中間選挙、民主が上院勝利 バイデン氏挽回、共和は下院狙う

　【ワシントン共同】米中間選挙は12日までの開票の結果、バイデン大統領の与党民主党が上院で多

数派を維持し勝利した。西部ネバダ州で同日、民主党が議席を獲得した。米主要メディアが伝えた。

野党共和党の優勢が予測された選挙は民主党の挽回で異例の大接戦となり、上院は5日目で決着した。

共和党が多数派奪還を狙い、僅差でリードする下院は開票が続いた。


　共和党のトランプ前大統領は自分が負けた2020年大統領選で「不正があった」と根拠のない主張を

続け、これに同調する候補が多数出馬。バイデン氏は「民主主義の危機」を強調し、穏健派に浸透し

た。（共同通信　11/13　日)


野党共和党が上院、下院を制することが無くなりホッとした。特にバイデン大統領を支持しているわ

けではないが、トランプ氏が力を持ち、権力に近づくのはいい傾向に思えない。アメリカを混乱に陥

れ、世界中に悪い影響を与えると思うからだ。アメリカの報道を見るとメディアの共和党圧勝という

ミスリードは世論調査の見方が違っていたようだ。アメリカの大金持ちはトランプが再登場して、金

持ち優遇政策を連発してほしいのだろう。


日本でも野党がもっと力を持って与党に対して、しっかりした議論が展開できるようになれば国民も

ある程度納得できるのだが。今の野党が日本の未来の為に何をすればいいのか分かっていないように

思える。


今、国民が欲しいのは老後の不安の解消だ。無駄なバラマキを止め、必要のない公共事業を減らし、

国会議員を削減し、議員報酬をカットして、議員宿舎を閉鎖して、公務員宿舎を減らす。さらに医療

改革をして、無駄な診療も無くす。日本の税金の使い方を一から考え直す時だ。