小田原に行ってきました。この日は初冬にしては暖かい日で歩くと汗ばむほどです。
小田原から箱根登山鉄道で次の駅、箱根板橋駅で下車、徒歩10分程度です。皆春荘を目指す人は結構多いので迷うことも少ない
と思います。登坂を上がっていくと渋い門が見えてきます。入場無料です。
中に入ると管理している人が今年は紅葉が遅く、今が見頃だと教えてくれました。団体の方も居るのでゆっくり邸内に入ります。
玄関を上がりますと「皆春荘」の扁額がかかっています。
歴史を感じさせる廊下は手入れが行き届いています。
背が高い欄間は格子状でスッキリ見える。
懐かしいような鍵が付いています。今見掛けることはほとんどないタイプですね。
障子が開けてあり庭を背景に落ち着いた佇まいです。右側が床の間で、樹をそのまま使った床柱が見事。
庭に廻って真っ赤に染まった紅葉を鑑賞。
主屋は直線で構成されていて潔い。皆春荘は山県有朋の小田原別邸として有名ですが、この近辺には他にも歴史的建造物があり、
ここを管理している人から松永記念館もいいと勧められ、この後行く事に決めました。