四弦が弾きたいなぁ。

五弦べーシストなべの雄叫び

鬼締め

2014-12-08 21:18:12 | Weblog
T市に伝わる正月の伝統料理

年も押し迫った12月24日
男衆は甲斐犬を引き連れ七日間
山にこもり鬼を追う

女衆は大鍋を蒔にくべ
湯と火を絶やさぬよう寝ずの番


大晦日早朝
男達は赤や青の鬼を大八車に積み込み
山の精霊への感謝
そして
鬼の魂を鎮める歌を歌いながら山道を下りてくる


男達が風呂に浸かり七日間の垢を落とし
今年の成果を自慢し合う酒盛りを始めている間
女達は色とりどりの鬼を
昆布でふん縛って根菜とともに湯に沈めていく
丁寧に灰汁を抜き独特の鬼臭を残しつつもスッキリ澄んだ鬼汁が取れた頃
その年の男頭が味付けをする
しかし決められた味付けがあるわけでは無い
旨いも不味いもその年の男頭次第である

一年で一番緊張する瞬間だ
鬼を前に震える足で先頭に立つ方がどんなに楽な事であろうか

翌年の男頭が挑むような目で
女達はため息をつきながら
その様子を見つめ続けている

そうして出来た
鬼締め

正月三が日の間
重箱のど真ん中に盛り付けられるのである


近年では市内のデパートで
年末になると予約の問い合わせが殺到するようだ




海田くん
お煮しめからのインスピレーションくれてありがとう






















おはよう

2014-12-08 08:21:10 | Weblog
昨日はありがとう
楽しかった

つねづね言うのは

ライブ中に弦を切るなどとと言う愚行を犯したならば切腹

しかし
ライブ中に電池が切れることは想定していなかった

この場合は都内引き回しの上
打ち首であろうか

いや
こんな下らないミスは初めてで恥ずかしい

8月
既に腹は切っているので今回はそれで勘弁して頂きたい


改めて
昨日はありがとう
嬉しかった






やっちった

2014-12-06 19:26:08 | Weblog
早朝
津軽組もやって来てスタジオに入り
いざ本番さながらの通し稽古

の前のベースチューニング

太い弦から順に
五弦
四弦
三弦
と調音していく

事件は二弦の調音で起きた

糸巻を回している最中パキっと言う乾いた音と共に糸を巻く左手の感触が軽くなった


あー
弦切れた


と隣の鉄さんにつぶやく

彼はふと俺のベースにだらりと垂れる弦を見て

ん?

弦切れてねーよ




って事は?何?どゆこと?どした?おい!過去にも同じ経験してるぜ?



恐る恐る棹の先端部分に取り付けられた糸巻を確認
ハイ
根っこが折れましたー
弦張れませーん
ライブは明日ー

サブのベースは青森の鉄マンの実家の和室

じゃあどうする?
借りれば良い

しかし俺のベースは五弦
普通は四弦
スタジオでレンタル用に置いてあるのも四弦

正に四の五の言ってられず四弦ベースでリハ

弦が一本ないだけで多少アレンジも変えなければならないし弾く弦の間隔の感覚も違う

とにかくリハ頑張った
本番もライブハウスで四弦だがベースを借りる算段もついた
やるしかない!



一縷の希望を胸にリペアー屋さんへ

素晴らしい対応と発想力でひょっとしたら直るのか?
いや
直るな
これ


までこぎつけた



駄目でした
イケると思ったんですけどね
残念です



リペアーマンも悔しがってたのが嬉しかった

再会を誓いあい家路へ


明日のライブの為
四弦でのプレイクオリティをあげるため少し前に購入したアコースティックベースを手に取る

ん?
コレのコレをコッチにつけて
あん?
サイズぴったり?
いけちゃう?



直ったー!


はず

とりあえず

直った

信じる