不思議だ・・・
母が他界した時から イヤ・・・
その寸前から、腹が減るようになった・・・
老衰で 食べ物を受け付けなくなった母に
「母さん 喰わなきゃ死ぬぞっ!お願いだから
食べてくれ 飲んでくれっ!」と一生懸命
だった 我ら家族・・・
母はいつも「大丈夫よ 大丈夫・・・」と声を
ふり絞り 力のない返事をする。
子供の頃 食事のあと いつも母と食卓で
色んな事を語り合った・・・
あれだけ多くの事を語り合ったのに
最後、交わした言葉は「大丈夫・・・」
あれ以来 大丈夫の意味を考え続ける私・・・
案外、その意味の答えを母が示して
くれているのだろうか。
だから 腹が減る・・・
人間、生きるためにゃ~食べなきゃならぬ。
「貴方は まだまだ先が長いから
へこんでないで 食べて 家族の為に
生きなさいよ」と言っているような気がして・・・
だから 食事を作ってくれる妻や犠牲になった
生き物、生産者の皆さん 全てに感謝して
食べて生きよう・・・・
好物の竹輪をなっ!
(い、いかん ぶち壊しの記事になっしもうた・・・
ps 残された家族に 悲しみを残さなかった母・・・
大丈夫よ・・・の言葉は この意味も込められて
いたのだろう・・・