時は小学一年生だった頃・・・
学校から帰宅すると 居間に キラキラしたクリスマスツリーが出現。
「お母さん 如何したと!?」
「クリスマスやからねぇwww」
今では 当たり前の光景だが 当時では(昭和47年)結構 珍しい事だった。
貧乏長屋から 父の頑張りで 新築の家に越して来たばかりだったので
当時、珍しい洋間には バッチリ合っていたのだった。
それにしても 本当の驚きはカルト宗教にカブレて居た筈の強信な母が
他宗を全て「邪宗」と洗脳されていた矢先の事だったので
キリスト教の祝いなんざ 100%否定する筈だったのだが
情操教育とでも 言うんでしょうか・・・父が洋画ばかり描いていたせいか
子供の芸術性を大切にしたかったのであろう
ちゃ~んと そこの所、 弁えていたのには 大きな救いだったのかもしれない。
可哀そうに 私と同じ環境で育ったカルト宗教入信の友人は クリスマスツリーはおろか
「謗法ぢゃ~!」言うてぇ~ ケーキ等 もっての外だったらしい
「うちは仏教徒じゃけん そげな事ぁ~関係なかと!」言うて 板チョコ一枚だったりと聞くと
嗚呼 俺は案外 救われていたんだなぁ~と 有難い思いに成るのであった・・・
だから いつも この時期になると 帰宅したばかりの あの日に見た 煌々とした
クリスマスツリーの感動がよみがえり 何とも言えない 幸せな気分の情景が心に浮かぶのである。
なんだろう 口では上手く表現し辛いが 色に譬えると 夕日に照らされた黄金と赤色の中に
包まれている自分って云うか・・・・張り裂けんばかりの懐かしさって云うか・・・
俺って 前世 クリスチャンだったのだろうか・・・と 感慨にふけることがある。
カ~ぁがやく 夜空の 星の世界よぉ♪
ps そういえば うちの下の段に クリスチャンの姉弟が居たなぁ~
絵本広げて イエス様 イエス様 言うとったっけ・・・
ま~それにしても 異人さんっちゅうのは 芸術的センス抜群なのですなぁ~
憧れちゃうっス・・・
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