宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コヅカ・アートフェスティバル:野外展示(三橋玄/大山晃)

2010-08-13 | コヅカ・アートフェスティバル2010
アートフェスも余すところあと3日、連日多くの方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ進化を続けるアートフェス、野外展示では会期中制作を続ける公開制作型の展示もあります。


竹の空間造形作家・三橋玄。


フジロックフェスでの展示を終え、先週末にコヅカに駆けつけてくれました。


まず荒れた竹林の掃除から始め、生えてる竹や木を活かしながら、彼独自の空間を作って行きます。


見る角度によって表情を変える雄大な作品です。最終日まで、着々とその姿が変わって行くのが楽しみです。


ヘンプ小屋製作中の大山晃。


杉で柱を立て、竹で梁を組み、杉皮で屋根を葺いています。全てここにあった素材で製作中。まだヘンプ素材は登場していませんが、会場にはオガラ(ヘンプの茎)も持ち込まれています。会期中に出来上がるのか?大山さん、がんばって!

コヅカ・アートフェスティバル:キャンドルナイト

2010-08-11 | コヅカ・アートフェスティバル2010
8/8と8/10にはライブが行われました。両日とも本当に素晴らしい夜となりましたが、ライブペインターモードだったので、カメラのことなどすっかり忘れていました。88ライブは写真が撮れなかったのでこちらのブログでご覧下さい。。

8/10キャンドルナイトは、写真を撮ってもらいましたので、その様子をupします。


開演直前の会場の様子。


一番手は奈良大介さん。サヨコオトナラのジャンベマンとして有名ですが、最近はシンガーとしても活躍。「麻の実の唄」サイコー!


この日は朝から雨が降ったりやんだり。スタッフ達がステージ前に砂利を入れたり、テントを建てたりとがんばってくれました。


その努力が天にも通じ、2番手の「たね」の演奏が始まる頃には、雨も上がり、テントも取り払われました。


ヌンチャクパフォーマンスのESTRELA。


ファイヤーパフォーマンスの神名人。


神秘的......。


DAO君かっこ良かったよ!


そしてトリの「モーフの旅」。今一番好きなバンドです。奈良大介さんのタイコも加わって盛り上がりました。最後には参加者全員のセッションになって、森が音楽に包まれました。人と自然が織りなすたまらない一体感。


PAブースよりステージを見守るサウンド職人・稲熊さん。


Sujiさんのキャンドルが会場全体に置かれ、新月の暗い森を、精霊の存在を感じさせる幻想的な空間に変えています。

Sujiさんは、最終日15日(日)のライブでもキャンドル並べてくれることになりました。楽しみが増えました!
この日の様子は、アートフェスのサポーターでもあるenishiのブログでもご覧になれます。

コヅカ・アートフェスティバル:室内展示(waxart Suji/竹本光明/Art Craft Partty/流木工房Hi-D)

2010-08-09 | コヅカ・アートフェスティバル2010
森の家の入り口はこんな感じになっています。


まず玄関にポストカードと宮下作品。


靴を脱いで中にあがると、主催者挨拶とオープンアトリエの紹介コーナー。


正面には館山のキャンドルアーティストwaxart Sujiの作品。


そして日食ハンター竹本光明のグラフィックアート。彼も6月から鴨川の住人。


室内展示では彼と宮下の大型平面作品が、会場を包み込むように展示されています。全く違う技法で描かれながらも共通のメッセージを持つ二人の作品の共演を、ぜひ体感して下さい。


そして大人気!今回の招待作家的な位置にある、姉妹の作家ユニットArt Craft Party。こちら妹のmisuzuさんの陶器。


お姉さんのkagusaさんのステンドグラス。


ジャンルは違えど響き合う二人の技術と感性にうっとり。沢山の方が魅了されています。
うちもいくつか買っちゃいました。もっと欲しいなぁ~.....。


お陰様で宮下グッズも好評でございます。


東金からやって来た流木工房Hi-D。常識を打ち破る25才の最年少作家。


彼の椅子は驚く程座り心地がいい。これなんてマジヤバイっす!


実演中のパンク野郎Hi-D。彼の手描き自叙伝絵本もぜひ見てね!


コヅカ・アートフェスティバル:室内展示(小島元/早川浩平/DEW)

2010-08-08 | コヅカ・アートフェスティバル2010
メイン会場のアートガーデン・コヅカ・森の家では8組10名のアーティストの室内展示が行われています。


それぞれの作品が発する気が化学反応を起こして、濃密ながらも癒される空間になっています。


その中でアートフェスの中心メンバーの作品をpick upします。


Shanti Glassこと小島元のボロシリカガラス作品。最近急激に増えているボロシリカガラス作家ですが、その中でも他の追従を許さないクオリティです。


新作クラゲランプ。部屋にいっぱい吊るしてみたい......。


そしてこちら、同じボロシリカガラス作家の早川浩平の作品。二人はガラスパフォーマンスのコラボもやっていて、住んでいる場所もごく近い仲良しさん。


日本人離れした感性がありますね。

同じジャンルの二人の作品を見比べると、それぞれの個性が際立ち興味深いです。


こちら元ちゃんの宇宙。


そしてこれが浩平の宇宙。


古材を使った独創的な家具作家、シゲさんことDEWの今井茂淑の作品。今回のシゲさんの展示はかなり遊び心ある作品を持って来ています。


古材のワニだって!笑っちゃう......。


そして同じくDEWの今井京子の琥珀のアクセサリー。大人の魅力?本物を求める方はぜひ、手に取ってご覧になって下さい。

会場全体がハイクオリティの作品で埋め尽くされています。ゆっくり時間をかけて、それぞれの作品の持つ奥深さを味わって下さい。


コヅカ・アートフェスティバル:野外展示(ルーピー人形/森の蘇り)

2010-08-06 | コヅカ・アートフェスティバル2010
野外展示はまだ少しづつ増えています。


昨日から登場したルーピー人形。縫製工場のゴミから生まれた彼ら、鴨川の人気ブランドルーピーハウスが作っています。


森の其処かしこに暮らす妖精の様な存在、という設定です。


会場を歩いて探してみて下さい。


あ、大きいルーピー人形発見!って、搬入中のルーピーボスのショウダイさんでした.....。


こちら6月に皮むき間伐「きらめ樹」を行った「NPO法人森の蘇り」の写真展。


皮むき間伐をした場所で、その時の写真を展示するというユニークな試み。写真が掛けてある木が、皮を剥いた木です。


きらめ樹の時の感動が蘇ります。


あの時参加者が、何を感じたのか.......。


密度管理のため木の直径を測っている翠君。


皮を剥いたばかりの木は本当にきらめいているんです。


あら、額縁ずれちゃってますよ。この額縁も間伐材を使って作られたもの。


杉の枝を使ってこんな素敵なオブジェも作ってありました。道からちょっと山へ入った場所です。気持ちのいい場所なので登ってみて下さい。

宮下昌也と巡る悠久の旅