10月26日(土)
土曜日の中央線下りは、登山者と通学の高校生でいっぱいです。
高尾で乗り換えて、約1時間で笹子駅に到着。
ここから一般道を歩いて約30分、
登山口に到着です。
6人での山行です。
今日登る山は、笹子雁ヶ腹摺山。
不明瞭な登山道は、いきなりの急な登りが続きます。
平坦な登りは少しもなく、登りも急なので面食らいました。
その後も急登が続き、ふくらはぎもパンパンになってきました。
頂上直下からまた急登が続きましたが、
登山道入り口から約2時間で、なんとか頂上に到着。
笹子雁ヶ腹摺山(1,358m)。
山梨百名山、秀麗富嶽十二景の四番山頂です。
他のパーティーが昼食中でしたので、
我々が食べるスペースがあまり無いような狭い山頂でしたので、先に進みます。
この辺りから、急に寒くなってきました。
新笹子トンネルと笹子トンネルのちょうど上にある場所が
富士山やアルプスの山並みを見る最高の展望ポイントだと
YAMAPには書いてありましたが、
今日は生憎の曇り。
真っ白で何にも見えません。
でもここは風の流れも少ない場所だったので、昼食。
折角持ってきたビールも寒くて1缶で十分です。
カップラーメンで少し身体も温まったので、改めて出発。
笹子雁ヶ腹摺山までの登りは、
軽登山というよりは、トレーニング山行の山と言えるようなキツい登り。
で、ここから先もまだまだキツかった。
引き続き、鎖もあるような急登を登り、
濡れた落ち葉に足を取られますが、急登を登って、
米沢山(1,357m)に到着。
ここからは狭い尾根を歩きながら
約30分でトクモリを通り(標識なし)、
その後、最後の急登を登りきって
お坊山(1,421m)に到着。
ここから、大鹿峠まで約30分、
まだまだ、登り返しもありながら、
下りの2時間も長い長い。
山中では全く見えなかった下界の街並みもようやく見ることができました。
ここからバス停まで歩く途中にあった景徳院。
あとで、この寺院が武田家終焉の地だと知りました。
ジェットコースターのような激走バスで甲斐大和駅に到着し、
地元に帰って、いつもの店で飲んだら疲れも忘れました(笑)。
皆さんお疲れ様でした。
舐めていたわけではありませんが、
この間の夏合宿であの白峰三山を登った自信もあって
今日もなんとかなるだろうと思ってましたが
いやいや、ここはキツい山でした。
また、登山ルートも不明瞭なところが多々あり、
この辺の整備が進まないと、なかなか登山者は増えないかも知れませんね。
とは言いながら、あまり登山者に会わない静かな山、好きです。