ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母 かずえ 美しく

2016-05-17 05:55:55 | 母 かずえ
アンニュイなポンちゃん。え?眠いだけ?まぁそうだとしても~今日はアンニュイにしとこ。

母かずえ、86歳です。入院して間もなく2カ月になろうとしています。5月20日にリハビリテーション病院への転院が決まりました
昔から、とても美に拘る人でした。

今はね、こんななっちゃってますけど、昔はとても綺麗な人でした。私は父に瓜二つでね、だから授業参観の時、母が教室に入ってくると「あの人、誰のお母さん?綺麗な人~」とみんなが噂し、私の母だと分かると「どうしてお母さんに似なかったの~?」と、ちょっと可哀想な目で見られるという、悲しい思いを何度もしました。「なんでそんなウソつくの~?」とかね。つくか~い

父は、母を着飾らせて、いつも綺麗でいて欲しいという人でした。だから私が幼い頃から、母は週に一度は美容院に行って、セットして貰っていました。今思えば、安サラリーマンの家庭で、あるまじき行為です。女優か

間もなく転院なので、外出許可を貰って、髪の毛を綺麗にしたい・・・と言う母をいつもの美容室に連れて行きました。ほら、嬉しそう

予定が無くても、毎日お化粧をして、いつも鏡を覗いていました。そんな母にとって、入院生活はきっと辛かったでしょうね。

あれれれ?かずえさん美味しそう。パーマとカットを終えた後、ソフトクリームを食べに行こうよ!とミニストップへ。ハロハロ黒蜜きなこと、あまおう苺ソフトを半分こにして食べました。

入院中のやつれた姿は、きっと不本意だったでしょう。それでも笑顔を見て頂くことで、安心してくださる方がいらっしゃるかと思えば、それも良しとして、写真を出しておりましたが。

これが、いつもの母かずえ。ノーメイクなので、いつもじゃない!と叱られそうですが、随分いつもに近い感じになりました。
髪型ひとつで女は変わります。
如何ですか?少しは、美しくなったでしょうか?

母の母、つまり私の祖母が、いつも言っていました「年を取ったら、みんな汚のうなるし臭うなる。年寄りやからこそ、化粧水付けて、せめて匂いで迷惑かけんようにせんといけん」
母はその教えを忠実に守っているのでしょう。

年より若く見られる必要はないと思っています。(結構な負け惜しみ)年齢に応じた、その年齢なりの美しさが、きっとあるのだと思うのです。匂いね、匂い。私も祖母と母を見習いたいと思います。

ポンちゃんは、美よりおやつの方がよさそうですね~。
もう眠さも限界のようです。

お婆ちゃんの夢でも見るかい?
え?うなされる?
ん、そんじゃ、やめとこ~


あか~ん、私が美から一番遠いやないの~
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