この記事は、前夜書いているので、つい先ほど起こった出来事です。(本日、写真と記事の内容は全く関係ありません。記事の写真は、一枚も撮れておりませぬゆえ、お許しください)
昨日はお婆ちゃんの病院に行かない日でした。仕事が終わってすぐに帰宅。休日を彼の家で過ごした娘が帰って来たので、汗だくになりながらグラタンのホワイトソースを作っておりました。
ポンちゃんはテレビ前の御影石に座っていました。いつもはぺターンと寝転んでいるのに、キッチンから見ると、何故かお座りしています。
料理を作る時はめがねを外しているので、遠くはちょっと見えにくい。何やら首を傾げて、いつもと違う動きをしています。え?何?何か咥えてる?少し近付いてみると、口から3cmくらいの黒いものがはみ出している。
全身が総毛立ちました。た、た、た、た、たいへ・・・ん。
はっ!いつか娘が言っていました。「もしポンちゃんがGとかセミとか咥えたりしたら、もうポンちゃんのこと、可愛がれる自信が無い・・・」それ程、私も娘も虫が怖い。
何度も何度も、噛み砕こうとして頭を振っています。その度に、口から覗いた黒い物は、抗うように動いています。「どうしよう、どうしよう、洗面所で髪の毛を染めてる娘がここに来たら何て言おう」身体はブルブル震えて、もう今自分が何をしているのかも分からなくなっていました。
オロオロしながら、時々ポンちゃんのことを見に行きますが、口から零れた黒い物は、相変わらずブラブラしています。無理無理無理無理無理~。「え?あれ、食べて大丈夫なの?ポンちゃん病気になんないの?」分かりませんが、かといって、あれを取る勇気など爪の先ほどもありません。身体の震えは酷くなるばかり。
そこに娘が入って来ました。「え?どうしたの?具合悪いの?」私の様子を見た娘が驚いています。「あのね、ポンちゃんのところに行かないで。見ないで、ポンちゃんのこと」ブルブル震えながらそれしか言えません。
勘の鋭い娘は「え?虫?ポンちゃんが虫捕まえちゃったの?」「うんうん、だから、見ない方が良いよ。見たら可愛がれなくなっちゃうかもしんないんでしょ」私はもう半べそ状態。
その時娘が「あ、まだ見える。飲んじゃって、ポンちゃんに何かあったら困る」そう言うや否や、毛染めに使う手袋をさっと付けて、ポンちゃんのところに走って行きました。
娘が来たので獲物を取られると思ったのか、急いで飲み込もうとするポンちゃん。「ダメダメ、飲んじゃダメ」と言いながらそれを掴んで取り出した娘。
出てきたのは、長さ30cmくらいの、ただの黒い紐。ま~じか~、何で動いとったんや~。そう見えただけ?怖いから?
あの時「ポンちゃんがあのままこっち来たらどうしよう。逃げる?どこに?怖いよ~、怖いよ~。ポンちゃん、来ないで、食べるなら早く食べちゃって」って確かに思いましたよねー、あなた。って、自分突っ込みです。あーーー、あたしって、最低の人間だ。
それに引き換え、私と同じくらい虫が怖いのに、何の躊躇も無く、虫を取りに行った娘には、もう一生頭が上がりません
「どこにあったのー?この紐。でもいつもなら、私達に見つからないように、隠れて食べるのに、何で今日は出てきちゃってたんだろうね~」「怖くなかったの?虫。」「だって、ポンちゃんに何かあったら困るじゃん。ポンちゃん守んなきゃって思ったら、身体が勝手に動いてたよ~」
はーい。そうですね。ポンちゃん、ままのこと、一生そんな目で見ていいんだよ~。
昨日はお婆ちゃんの病院に行かない日でした。仕事が終わってすぐに帰宅。休日を彼の家で過ごした娘が帰って来たので、汗だくになりながらグラタンのホワイトソースを作っておりました。
ポンちゃんはテレビ前の御影石に座っていました。いつもはぺターンと寝転んでいるのに、キッチンから見ると、何故かお座りしています。
料理を作る時はめがねを外しているので、遠くはちょっと見えにくい。何やら首を傾げて、いつもと違う動きをしています。え?何?何か咥えてる?少し近付いてみると、口から3cmくらいの黒いものがはみ出している。
全身が総毛立ちました。た、た、た、た、たいへ・・・ん。
はっ!いつか娘が言っていました。「もしポンちゃんがGとかセミとか咥えたりしたら、もうポンちゃんのこと、可愛がれる自信が無い・・・」それ程、私も娘も虫が怖い。
何度も何度も、噛み砕こうとして頭を振っています。その度に、口から覗いた黒い物は、抗うように動いています。「どうしよう、どうしよう、洗面所で髪の毛を染めてる娘がここに来たら何て言おう」身体はブルブル震えて、もう今自分が何をしているのかも分からなくなっていました。
オロオロしながら、時々ポンちゃんのことを見に行きますが、口から零れた黒い物は、相変わらずブラブラしています。無理無理無理無理無理~。「え?あれ、食べて大丈夫なの?ポンちゃん病気になんないの?」分かりませんが、かといって、あれを取る勇気など爪の先ほどもありません。身体の震えは酷くなるばかり。
そこに娘が入って来ました。「え?どうしたの?具合悪いの?」私の様子を見た娘が驚いています。「あのね、ポンちゃんのところに行かないで。見ないで、ポンちゃんのこと」ブルブル震えながらそれしか言えません。
勘の鋭い娘は「え?虫?ポンちゃんが虫捕まえちゃったの?」「うんうん、だから、見ない方が良いよ。見たら可愛がれなくなっちゃうかもしんないんでしょ」私はもう半べそ状態。
その時娘が「あ、まだ見える。飲んじゃって、ポンちゃんに何かあったら困る」そう言うや否や、毛染めに使う手袋をさっと付けて、ポンちゃんのところに走って行きました。
娘が来たので獲物を取られると思ったのか、急いで飲み込もうとするポンちゃん。「ダメダメ、飲んじゃダメ」と言いながらそれを掴んで取り出した娘。
出てきたのは、長さ30cmくらいの、ただの黒い紐。ま~じか~、何で動いとったんや~。そう見えただけ?怖いから?
あの時「ポンちゃんがあのままこっち来たらどうしよう。逃げる?どこに?怖いよ~、怖いよ~。ポンちゃん、来ないで、食べるなら早く食べちゃって」って確かに思いましたよねー、あなた。って、自分突っ込みです。あーーー、あたしって、最低の人間だ。
それに引き換え、私と同じくらい虫が怖いのに、何の躊躇も無く、虫を取りに行った娘には、もう一生頭が上がりません
「どこにあったのー?この紐。でもいつもなら、私達に見つからないように、隠れて食べるのに、何で今日は出てきちゃってたんだろうね~」「怖くなかったの?虫。」「だって、ポンちゃんに何かあったら困るじゃん。ポンちゃん守んなきゃって思ったら、身体が勝手に動いてたよ~」
はーい。そうですね。ポンちゃん、ままのこと、一生そんな目で見ていいんだよ~。
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