ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母 かずえ 施設決定

2016-08-28 05:55:55 | 母 かずえ
いきなり、おちりを向けての登場で失礼致しますでも、ブロ友さんの中には、ねこの後姿が大好きだと仰る方もいらっしゃいまして。

本日は、せぴあさんのご期待に添うべく、後ろ姿バージョンでお送りする所存でございます。あ、でもこうして時々は振り返ったりも致します。いきなりかい!

今年3月に自宅で転倒し、その治療の際に脳梗塞が発覚。治療中には、アルツハイマー型認知症だということも判明しました母かずえ。リハビリテーション病院に入院し、自宅に帰るべく努力致しましたが、自宅生活は無理であろうとの病院の判断により、介護老人保健施設に入ることになりました。

リハビリ病院が自宅から遠かったことが、私たち家族にとっては、とても負担になりました。ですから、今度こそは、自宅近くを探そう!と娘とも話し合い、早速数件の施設をあたりました。

ところで皆さん、介護施設のこと、ご存知ですか?私は母がこうなって、直面して初めて知ったことばかり。知っていて損はありません。ですから少し説明させてくださいね。ご存知の方は読み飛ばしてくださいまし。

まず、「老健」と呼ばれるのが、先程ご紹介した「介護老人保健施設」のことです。この施設は、あくまでも自宅に帰ろうと思っている人が、一時的に入る施設。つまり、自立支援施設です。

母は、もう家に帰って来られる見込みが非常に少ない。では、本来そういう人が入るのは?それは「特養」と呼ぶ、「特別養護老人ホーム」です。ところがここに入るためには、介護認定「要介護3」以上が必要です。

母は「要介護2」でしたので、入る資格がありませんでした。ですから、老健に入るしか方法がありません。

母が自宅に戻ってきたら、昼間私達がいない時は、デイケアでお世話になるつもりでいました。そのため、要介護2では、充分とは言えません。何が十分でないかと言いますと、これね、ポイントのようなもの?に差があるのです。介護度が高ければ高いほど、ポイントが多くなります。

お世話になる度にポイントが減っていき、ポイントが無くなってしまうと自費ということになります。もちろん、ポイントだけで支払えるものばかりではありませんから、基本的な施設の使用料などの費用は自分で支払います。母がお世話になる予定だった、小規模多機能施設は、月額で10万円くらいの支払いを予定していました。

母の要介護2の判定は、アルツハイマー型認知症だと分かる前に出たものでしたので、介護度の見直しをして頂こうと「区分変更」の申請をしました。判定までに2カ月を要しましたが、先日結果が出ました。

現在老人の数が増え、介護保険の認定もとても厳しくなっているようでしたので、見直し無しか、良くても「要介護3」と、祈るような気持ちでしたが、結果は「要介護4」と認定されました。

ならば、直ぐに「特養」に入れるんじゃ?と思うところですが、ここが最大の難関です。入居待ちの方が、ひとつの施設に数百人というのが現状。つまり「特養」に入所出来るまでの間を「老健」で待つということになるのです。

その「老健」も、一時的に入所するところですから、3ヶ月に一度は判定会があり、判定結果によっては、直ぐに出なければならない可能性もあります。「特養」に入るまで「老健」のはしごということになりますよね。この実情に暗澹たる気持ちになりました。

でも暗くなってばかりいても仕方ありませんからね。とにかく、母が出来るだけ快適な生活を送れるような施設を・・・と思い、探しました。

自宅最寄駅の隣の駅から徒歩10分ほどの所にある「老健」仕事を休んで、見学、面談に行き、受け入れを承諾して頂くことが出来ました。リハビリ病院ほどではありませんが、とても綺麗で清潔感もあり、何よりスタッフの方々の表情がとても穏やかでした。

ところが、面談の時に一番驚いたのが、面会時間のことでした。「平日も休日も、午前9時から5時までです」と。
それじゃ、平日に会いに行くこと出来ないじゃん!でもそれが「老健」の常識のようでした。

家に帰って、ネットで色々調べてみましたが、やはりどこの老健も、同じような時間帯でしか面会できないのです。

「近くの施設に入れば、毎日会いに行けるよ!」と、母に言っていたではないか・・・。迂闊でした。最初に調べてみるべきでした。

昨日、母に伝えてきました。「そうなんね・・・。きまりやったらしょうがないね。もうお母さん生きとっても迷惑ばっかりかけるけぇ、そろそろお父さんが迎えに来てくれたらええと思うんやけど・・・。」

「迷惑だなんて、誰が言ったの?迷惑だなんて思ったら、こうして殆んど毎日会いに来たりしないでしょ?」そう言いながらも、母の寂しさを思うと、私の方が泣きそうになってしまいました。

「特養」は、面会時間が長い所が多いようです。こうなったら、1日も早く、特養の申し込みをしなければ・・・と思います。老健に行った日、特養にも見学に行ってきました。早速申込書を貰って帰り、今書類を作成しています。

特養は、複数箇所申し込み可能なそうなので、これからまた見学に行って、沢山申し込みをしようと思っています。

皆様には、沢山の応援やご心配を頂きましたが、老健への入所が決まりましたので、ご報告させて頂きます。

長い長い記事に、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
これからも、明るく元気に、前を向いて頑張って参ります。


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