ポンちゃん不思議話-２ ねこだらけの巻

入社して10年が経過した2009年
ポンちゃんが家族になった3ヶ月後。
ある日突然、部署異動を命じられました。

小さな会社なので部署異動など殆ど行われないのに
ある部署に一人で乗り込め！と。（どんな仕打ちだ！？）

異動先は、私がいた部署と敵対？していたので、
本当に辞めたいと思いました。
行く先は針の筵だとしか思えませんでしたから。

過去には累計二人もいた夫は、今は亡き人。
（いやいや！私にとってですよー。生きてピンピンしておりますご安心をって言われてもねー、知らないし）
自分より他に頼る相手がいない私は
結局会社命令に背くことなどできません。

ガックリ肩を落とし、荷物をまとめて新しい部署へ

私の頑なさも相当でしたが、迎える方も笑顔一つなく。
そんな憂鬱な日々が続く中、ほんの少しずつではありますが
私語を交わすようになりました。


「え？そうなんですか・・・！？」



これってーーーーーーーーーーー






そうなんです。
こぉんなにたくさんのねこちゃんを飼っている人たちだった！！
私を入れて5人の部署です。その5人が全員ねこ飼ってるって
（ねこ飼って無かったら絶対のけ者！
絶対ハブられるーーーー！でしょ？）


出ましたーーーーー！！
こういうことってそうそう無いよ話！！！


いーーちーーにーーいーーさーーん……
多頭飼いの人が3人もいて、ねこちゃんの数、総勢8匹。

一気に皆との距離が縮まりました。


ポンちゃんを拾う前には
「あー、なんか、ねこ好きの人ってちょっと
気持ち悪いんだよねー」とかーーー！
「大体自称動物好きって自分は動物好きだから優しいとか
勘違いしてるヤツ多いんだよー」とかーーーー！
何を隠そう、ちょっとそんな風に思っていたロクでもない奴でした。（これがちょっとバカの所以で。でももしかしたら
私がとても嫌っている人がたまたま動物好きだったからかも
という言い訳を一応してみる）

ねこ好きの皆さん！
こんな過去の私を思いっきり罵倒して頂きたい。
「ねこ好き気持ち悪いとか言ってるお前が一番
気持ち悪いんだよ！！」とか。
「動物好きでも嫌いでも、良い人もいりゃー
悪い人だっているんだよ！偏見持ってるお前がバカ！」とか。

深く反省し、心して受け止めさせて頂きます





こちらは上でも登場していますが、レオくんとチャミちゃん。
日頃の感謝の気持ちを込めて、載せてみちゃいました！！
飼い主さんにとーーーーっても愛されてる幸せ者です
（レオチャミちゃんの情報でポンちゃんかなり恩恵被ってます！
いつもありがとーーーー）


ポンちゃんを拾っていなかったら、
おそらく今の部署での今の私はいなかったでしょう
この関係を築くのに、もっともっと時間も労力もかけなければ
ならなかった筈。

助けて貰ったのは実はポンちゃんではなく
私だったんじゃないか…って。
改めて、ポンちゃんをぎゅっと抱きしめたくなる気持ち
わかって頂けますか？

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