先日に続いて中国(桂林)旅行の紹介を続けます。2日目は、前回紹介した、
鍾乳洞であったが、何といっても、3日目が今回の観光の最高の日であった。
朝早く、6時起き7時出発で、市街地から離れたと、バスの窓から桂林の水墨画
に見られるような景色の山々が、沢山現れて来た。この山は、私の想像して
来たものとは、ずいぶん違っていた。すなわち、高さは約200mからせいぜい
500mの山でどのようにしてできたのか不思議である。もっと山奥の中に聳えて
いると思っていたが違っていた。
そこを流れる川を船で川下りをおこなったが、いまいちであった。すなわち、
中国の各地から来ただろうか中国人が大勢押し寄せ、その人達の大声だけがうるさい
印象であった。観光地としては、これから整備中のようで、鵜飼いを途中で見せて
いたが、鵜と船を見せたに過ぎない。日本の箱根などの観光地と比べると比べようも
ない。何もイベントらしい物がない。しかし、感激したのは、その夜に行った、
市街地を流れる川のナイトクルーズであった。昼間に歩いた、観光地を川から船に
乗って、川の両側の唐の時代に造られた寺院やホテルや橋などを赤、緑、黄、の照明
で映し出される景色が美しかった。また、船の中では、少女が琴のようなハープ
(楽器の名前はわからないが)日本と中国の代表的な曲を奏でていた。(里の秋)
と(北国の春)が静かな日本曲、中国は最近の曲が2-3曲で薙ぎやかだ。私が知って
いる曲としてアリランがはいっていたが、最後はホタルの光である。日中合作の
合唱の歌であった。帰りには、ホテルの屋上から10分間流れる滝を写真に写して
きたが、このナイトクルーズに掛けた費用は日本円で約1400億円とのことである
が観光には力を入れていると感じる。しかし、車の汚れと道の汚さには、いかに
観光地を綺麗に飾ってもいまいちである。ましてや中国人の話している声の大きさには、
困ったものだ。これは、生まれながらの育ちらしい。中国人の添乗員も閉口している
ようだ。しかし今回の評価点は、やっと合格点にとどくほどか。