散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

中国(桂林)観光地を評すれば

2019-11-17 09:34:28 | 日記

 

先日に続いて中国(桂林)旅行の紹介を続けます。2日目は、前回紹介した、

鍾乳洞であったが、何といっても、3日目が今回の観光の最高の日であった。

朝早く、6時起き7時出発で、市街地から離れたと、バスの窓から桂林の水墨画

に見られるような景色の山々が、沢山現れて来た。この山は、私の想像して

来たものとは、ずいぶん違っていた。すなわち、高さは約200mからせいぜい

500mの山でどのようにしてできたのか不思議である。もっと山奥の中に聳えて

いると思っていたが違っていた。

そこを流れる川を船で川下りをおこなったが、いまいちであった。すなわち、

中国の各地から来ただろうか中国人が大勢押し寄せ、その人達の大声だけがうるさい

印象であった。観光地としては、これから整備中のようで、鵜飼いを途中で見せて

いたが、鵜と船を見せたに過ぎない。日本の箱根などの観光地と比べると比べようも

ない。何もイベントらしい物がない。しかし、感激したのは、その夜に行った、

市街地を流れる川のナイトクルーズであった。昼間に歩いた、観光地を川から船に

乗って、川の両側の唐の時代に造られた寺院やホテルや橋などを赤、緑、黄、の照明

で映し出される景色が美しかった。また、船の中では、少女が琴のようなハープ

(楽器の名前はわからないが)日本と中国の代表的な曲を奏でていた。(里の秋)

と(北国の春)が静かな日本曲、中国は最近の曲が2-3曲で薙ぎやかだ。私が知って

いる曲としてアリランがはいっていたが、最後はホタルの光である。日中合作の

合唱の歌であった。帰りには、ホテルの屋上から10分間流れる滝を写真に写して

きたが、このナイトクルーズに掛けた費用は日本円で約1400億円とのことである

が観光には力を入れていると感じる。しかし、車の汚れと道の汚さには、いかに

観光地を綺麗に飾ってもいまいちである。ましてや中国人の話している声の大きさには、

困ったものだ。これは、生まれながらの育ちらしい。中国人の添乗員も閉口している

ようだ。しかし今回の評価点は、やっと合格点にとどくほどか。