先日から、ハノイで米朝首脳会談がスタートした。韓国の文政権が、おかしい動き
をしている。すなわち韓国初代大統領の李承晩が1948年に大韓民国の樹立を
宣言した8/15日を建国の日として祝ってきたが、今年はその70年目になるが、
この祝いを止めて、憲法を準備し上海で臨時政府を発足した、1919年4/11日
を建国と位置付けて100周年を祝おうとしている。この背景には、李承晩から
朴正煕に続いた保守政権の親日勢力を温存した政権を清算しょうとしている。
このことは、北朝鮮へ100周年を一緒にやりましょうと働きかけたことから
うかがえるが、北朝鮮は、これを受け入れるはずがない。なぜかと言うと、
北朝鮮の国は、ソ連が金日成に要請し、戦後に建国された国で、9/9日を
建国日として大規模な祝賀行事をおこなってきているが、今年はその70年目になる。
日本が第二次世界戦争の以前に行った行為に対する抗日運動にさかのぼって
南北で一緒に祝い、統一に向けて祝おうと文政権はいっているのだ。
このことに対して、北朝鮮は、上海で起こした臨時政府は、失敗したブルジョア
蜂起程度にしか見ておらず、北朝鮮が正統な国であると主張しているようだ。
このような、乖離の中、韓国内では、あえて北朝鮮に歴史共闘を呼びかけ
る文氏の姿勢に疑問視する声もでている。統一の方向は、わかるが、日本
を悪口にして行うやり方は、止めてもらいたいものだ。
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