めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

振り休

2017-11-16 05:11:41 | 日記
11/14(火)

昨日、大手町の管理さんから現調と見積もり依頼がありました。

空調関係は出禁になったのですが、衛生なら良いんだそうです。

そんな中途半端な?

女子トイレの手洗いでお湯が出ないフロアがあるそうです。

丁度今週の土曜日に別件で作業員も来るので、その日に見る事にしました。

これで土曜日は、

①消火水槽 清掃

②地下2階 配管改修

③空調機 フィルター洗浄

④27階 バタ弁現調

⑤女子トイレ 現調

と作業が重なる事になりました。

こんななってるのに、無責任な事に責任者のクジラはお休みを頂いてます。(泣)

大丈夫でしょうか?(もうヤケクソ)




昨日の残りの麻婆を入れたら…ボンヤリした味になってしまいました。(失敗)

現調の作業届を出してね?と言われたので、朝早く事務所に出てメールします。

出社してきた同僚に、あれ?仕事なりか?と笑われながら片付けて出掛けます。

地下鉄で上野へ。




大人気で、開館時間が繰り上げられて9時になってます。




平日の朝っぱらですが…




列が出来てます?

しかもあれは入場待ちの列でして、チケットを持ってないクジラは別の売り場前の列に並びます。

何事?




列が動き出しました。

この先で、音声ガイドを借りる借りないで列が分かれますが、見てると借りる方が人気のようです。

先頭集団に外人男性が1人混じってましたが、なんか様子が違うな?と感じたのか、係員を手招きして

英語で尋ねてます…

シット!と呟いて、それでもおとなしくチケット売り場前の列に並び直してます。

どうやらチケットを持ってないのに入場の列に並んでしまった様です。

確かに、看板の類いは何も無いし、係員も日本語で案内しているだけですので、内気な外人には

理解出来ません。(聞きゃ良いじゃん?と言ってしまえばそうだが。)

これではおもてなしとはとても言えませんね。(知事に投書するか?)

美術館に入るのに長い列が出来るのは日本ならではです。

私の経験でもそんな所は、パリのピカソ美術館とアムスのゴッホ美術館だけです。

ルーブルだってすんなり入れたし、入ったら中は巨大施設ですから人混みなんて無いし。

それどころか広過ぎて遭難しかかったし。(笑)

その時も、設置してある看板をジッと睨んで、クジラの拙い英語力でも、自分(独身で貧乏な東洋人)

がどの列に並べば良いか読み取れましたからね。




チケットを購入して、長い列の後ろに付きました。




入場制限が始まっていて、少しずつしか前に進めません。




皆さん利口になったのか、チケットはコンビニやネットで事前に入手してるのか、売り場の列は解消

してました。




解説文が売りの展示ですので、ガイドを借りるつもりでしたが、係員が20分以上余計に並びます!

と日本語で連呼してたので止めました。

やっと入場出来ましたが、当然人だらけ。(泣)

牛よりもゆっくりで、蟻並みの速度でジリジリ進みます。

ガイドを持ってる人は、絵の前で説明が終わるまで動かないので、余計に渋滞します。

係員が、順番は無いので先の方から観ても良いなりよ!と言ってますが、何言ってんでしょうね?

いずれここまで戻ってくるんですよ?

結局ここで混むんじゃん?

いわゆる一般に有名な絵は1つもありません。(ルーブルやプラドみたいな所からは借りてない。)

それなのに、解説が付くとどれも突然魅力的になるのが不思議です。(まぁだからこんな人気なんで

しょうが。)

多分どれも、海外でガイドなしに見せられたら、すぐに通り過ぎる絵です。

目につくのは、船に人魚が上がってくる「オデュッセウスとセイレーン」

ギリシャの英雄のオデュッセウスは、1人だけ耳栓をしてないため、海の魔女セイレーン(サイレンの

語源)の歌声に狂乱してます。

もう1つは目隠しをされた若い女性の周りに怪しい人が何人もいる「レディジェーングレイの処刑」

この女性の異名は「9日間の女王」

鮮やかな色使いに圧倒されますが、解説があると深みが全然違います。

こういう展示会のやり方もあるのね?と美術界に気付かせてくれたでしょう。

(ただ、ルーブル!とか脅かしといて、観てみたらグダグダというのは何回も経験済み。)

今後にも期待します。

そんなに広い箱ではないのですが、たっぷり2時間掛かりました。

外に出てみたら…




列が公園をぐるっと巻いた向こう側まで続いてます。




2時間並んで中で観るのに更に2時間か。

1日仕事です。

これは開場前に列の前に並んで、先頭集団でなだれ込むしかありませんね。

駅の構内にもチケット売り場があります。




ここで買っておけば現地で並ばなくても良いので便利ですが、




こんなに並ぶのでは意味ないな。




平日ですよ?どうかしちゃったの?日本は。

飯田橋へ移動して腹ごしらえ。




具が無いのは唐辛子でごまかします。(泣)




見晴らしの良い二階席。

ピアノ映画祭です。




今日はまさにピアノ生演奏付きです。

295 イカサマ野郎

弁士はいなくて、時折挿入される字だけの画面と、演奏されるピアノで楽しみます。

屑だと思った株が高騰して、それをめぐってドタバタが始まります。

踊り子の脚が180度上がって目を見張ります。

これは短編だから分かりますが…

296 ロイドの福の神

こちらは53分ですが、凄いな、ピアノ弾きっぱなしでした。(感心)

そのうち特別な感じがしなくなって、映画の一部になるのも不思議でした。

上映後の解説トークで分かりましたが、この時代のアメリカは喜劇ブームでした。

作られた映画の7割が喜劇だったそうで、喜劇役者も千人以上いましたが、今も名前が残ってるのは

ざっと3人だそうです。(キートン、ロイド、そしてチャップリン)

このロイドという人は自分は一切笑わずに観客を笑わせます。

また、CGなんか無い時代にどうやってこんな場面が撮影出来たのか不思議です。

解説によれば、当時としては破格の予算を付けて、特別な車両を作ったり、ロサンゼルスの一部の

通りを1週間通行止めにしたりしたそうです。

トーキー恐るべし。




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