石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

ODA特別委員会理事としての初仕事!

2011-09-26 23:45:54 | 活動レポート

いや、正確に言うと、初仕事は9月13日、参議院本会議でODA特別委員会の設置が承認されてからすぐに開かれた、第1回目のODA特別委員会での「動議提出」でした。が、あれはまあ仕事らしい仕事とは言えないような気がするので、今日の公式行事を初仕事としておきましょう。

で、その初仕事とは、今日の夕方から参議院議長公邸で開催された「訪日ブータン王国上院議長ご一行 歓迎晩餐会」への出席でした。

「おいおい、そりゃただの夕食会なんだから、それこそ初仕事にはならないだろう!?」という声も聞こえてきそうですが、ナンのナンの。今回のブータン王国上院議長ご一行の訪日は、参議院としての公式外交交流の一環で、今夜の晩餐会は参議院議長主催による公式行事。私たちの役目は、参議院を代表してブータン王国の上院(つまりブータンの参議院)代表団の皆さんをお迎えし、懇談を通じて相互理解を深め、二国間の関係進展に寄与するという重要なものなのです。

それだけに、日本側の参加者も超党派で、顔ぶれも多彩。西岡議長、尾辻副議長、江田五月・前議長をはじめ、自見庄三郎・国民新党議員会長、長沢・公明党議運委理事、舛添要一・新党改革代表、小川敏夫・民主党議運委筆頭理事、井上共産党幹事長などなど。基本的に議事運営委員会と、外交防衛委員会、そしてODA特別委員会の理事が参加していました。大体、この種の外交的な集まりではこれら三つの委員会が中心になるようです。

先方は、団長がナムギェ・ペンジョール上院議長で、以下、上院議員4名、上院事務局長が1名、事務局員が1名の計7名です。日本側が総勢31名でしたから、あまりにバランスが悪いのではないかと思ったのですが、「大勢で賑やかにお迎えする方がいい」ということでした。

不思議だったのは、テーブルのセッティングです。1番テーブルは大きな楕円テーブルで、西岡議長、ペンジョール上院議長をはじめとする16名が着席。2番テーブルと3番テーブルは8名掛けの丸テーブル。何でこんな不思議なセッティングになるのかと思って「いつもこんなアレンジなんですか?」と尋ねると、「その都度、違う」という答えです。

じゃあ今日はなぜこんなアレンジなのか?と思って席次をよく見てみたら、何となくその答えが分かりました。結局、議運委の筆頭理事や、外交防衛委員会の委員、党の代表的立場の方々を上位に扱ったアレンジなのです。これらの方々を全部メインのテーブルにつけようとしたので、結果、1番テーブルだけが巨大になってしまったわけですね。

で、2番テーブルが議運委の理事とODA特別委員会の理事。私はこの2番テーブルで、上院事務局長のノルブ氏の隣の席でした。なるほどね~。しかし、こういう国際的な公式行事の場でのプロトコール、ハタから見ているとなかなか面白いですが、毎回、出席者の顔ぶれを見ながら席次を決める役割の人、とってもご苦労されていることと思います。

で、事務局の方で気を利かしてくれたのか、2番テーブルには二人しかいない英語通訳を、私とノルブ事務局長の間に配置してくれました。が、通訳さんには「私はいいので他の人をサポートして下さい」とお願いをして、早速ノルブさんと直接、いろいろ話しをさせていただきました。ブータンの民主化の話や議会改革の話、さらには現国王の結婚秘話など、とっても興味深いお話を聞かせて貰いました。なんと、ノルブさんは私と同じ年であることが判明。私が7月生まれで、彼が8月生まれ。「1ヶ月違いの兄弟ですね」と固い握手を交わしました!

と、話しが盛り上がってきていた頃に、テーブルの反対側でODA特別委のある委員の方が日本人参加者同士でずっと話しをしておられるのに気がつきました。何せ、先方7人に対してこちらが31人ですので、座る場所によっては向こうの方と離れてしまい、せっかく参加したのに全く交流が出来ない事態になっていたわけです。こりゃいかんと思い「席を替わりましょう!」とお誘いして、場所を入れ替わり。その後はしっかりと交流を楽しんでいただいて、私は代わりに日本人同士でおしゃべりを楽しみました。

と言うことで、ODA特別委員会理事としての初公式行事、無事に終了しました。いや、参議委員議長公邸での公式外交レセプションに初めて参加させていただいたわけですから、とってもいい経験になりました。今後もまた機会があるでしょうから、慣れてきたらまた今回気づかなかった点にも目を向けてみたいと思います。

ということで、今後の報告もお楽しみに!