AKB48の旅

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週刊新潮10月11日号「秋元康研究 第4回」

2012年10月09日 | AKB
第三回は取り上げる価値なしだったんでスルーしちゃったけど、第四回はそこそこおもしろかったかな。いちおう秋元康の業界デビュー当時をそれなりに取材してあった。でも、そんだけなんで記事としてのインパクトはないんだけど、秋元康の才能を評した以下のくだりが興味深かった。

以下引用

彼は、ギャグは得意ではない。だがパロディがうまい。いまある何かを変換する、あるいは何かを加えて、別なものに変えていく能力に長けている。それも計算があって成功する。

以上引用

これって、私が評するところのさっしーの才能と相似なんじゃないか。「パロディ」というのはちょっと違うかもしれないけど、それ以前に、秋元康と「パロディ」って、少なくとも現状だとあんまり繋がらないような。「計算」して「変えていく」というのは、一見無関係に見える物事の関係性を物語に変えていくという表現に近いと思う。つまりは、秋元康はさっしーに、自分の若かりし頃を重ねてると言うことなのか。まあ、どっかの番組(笑っていいともだっけ)で見た、さっしーを語るときの実に楽しそうな表情を思い浮かべれば、当たらずとも遠からずというところかも。

さっしーは、ハートの強さ、物語る能力という類い希な才能に恵まれてる。トーク力も改善されてきてる。加えて秋元康にはなかった、容姿という才もそれなりにだけど持ってる。プロデューサー自ら指推しになるというのも宜なるかな、だな。