世間的には「巻頭大特集 指原莉乃」大勝利で間違いなんだろうけど、ここでは当然のように、後列の総監督インタビューを取り上げたいんだけど、どこをどうやって取り上げれば良いのやら。
というのも、高橋さんの語り口が秋元康に似てきてるんじゃなかろうか。どのくらい編集の手が入ってるのかは分からないけど、通読した印象では、話し言葉から書き言葉への添削が入ってるだけのように感じる。これまでは失礼ながらもっと言葉使いがアレというか、少なくとも上品ではないような物言いが垣間見える語り口だったんだけど、今回はそれがない。そして、その語る内容のデジャビュ感がなんともね。別の言い方だと、ほとんど新しい情報がない。まあご本人もインタビュー中で、秋元康と考え方が似てきてるという趣旨のことをおっしゃってるけど。
ほぼ唯一かな、これは、と思ったのが、ドーム公演最終日のセトリが、当初は前田さんのポジを空けたフラゲで締める予定だったというあたり。リハーサルやってみてこれはあかんということで、高橋さんからの進言でヘビロテに差し替えられたという。それはそれで興味深いけど、これも実は秋元康流の「没ネタ」ではあるというのがなんとも。けれどもそんな話を聞いてしまうと、当初の秋元康案のままの空白のフラゲを見てみたかったなという思いを強くしてしまう。
確かにメンバーからしたら「ものすごく寂しい感じ」というのは分かるように思う。けれども空白のセンターバージョンのフラゲは、ある意味AKBというものの正体を逆照射する象徴的なパフォーマンスになった可能性がある。「ミカドの肖像」的な意味で面白すぎる絵柄になった可能性がある。ここはあんまり深入りしない方が良いところだけど、やはりじわじわ残念さが来るな。
あとはいわゆる「卒業」関連だけど、高橋さんがAKB共同体の代表である以上、優れて公的存在である以上、私的都合による卒業は不可能だろうという趣旨のことは以前に書いた。いつかは必ずやって来るカタストロフか、あるいは高橋さんの存在を吸収するような新たなムーブメントの立ち上がりくらいしか、可能性はないんじゃないか。そして、カタストロフはあまりに悲しすぎるし、新たなムーブメントには、さらなるエネルギーと、運という名の奇跡を必要とする。
なんか話が発散気味なので、これはこれにて。
というのも、高橋さんの語り口が秋元康に似てきてるんじゃなかろうか。どのくらい編集の手が入ってるのかは分からないけど、通読した印象では、話し言葉から書き言葉への添削が入ってるだけのように感じる。これまでは失礼ながらもっと言葉使いがアレというか、少なくとも上品ではないような物言いが垣間見える語り口だったんだけど、今回はそれがない。そして、その語る内容のデジャビュ感がなんともね。別の言い方だと、ほとんど新しい情報がない。まあご本人もインタビュー中で、秋元康と考え方が似てきてるという趣旨のことをおっしゃってるけど。
ほぼ唯一かな、これは、と思ったのが、ドーム公演最終日のセトリが、当初は前田さんのポジを空けたフラゲで締める予定だったというあたり。リハーサルやってみてこれはあかんということで、高橋さんからの進言でヘビロテに差し替えられたという。それはそれで興味深いけど、これも実は秋元康流の「没ネタ」ではあるというのがなんとも。けれどもそんな話を聞いてしまうと、当初の秋元康案のままの空白のフラゲを見てみたかったなという思いを強くしてしまう。
確かにメンバーからしたら「ものすごく寂しい感じ」というのは分かるように思う。けれども空白のセンターバージョンのフラゲは、ある意味AKBというものの正体を逆照射する象徴的なパフォーマンスになった可能性がある。「ミカドの肖像」的な意味で面白すぎる絵柄になった可能性がある。ここはあんまり深入りしない方が良いところだけど、やはりじわじわ残念さが来るな。
あとはいわゆる「卒業」関連だけど、高橋さんがAKB共同体の代表である以上、優れて公的存在である以上、私的都合による卒業は不可能だろうという趣旨のことは以前に書いた。いつかは必ずやって来るカタストロフか、あるいは高橋さんの存在を吸収するような新たなムーブメントの立ち上がりくらいしか、可能性はないんじゃないか。そして、カタストロフはあまりに悲しすぎるし、新たなムーブメントには、さらなるエネルギーと、運という名の奇跡を必要とする。
なんか話が発散気味なので、これはこれにて。