AKBGの最大の特徴の一つは、日々発信される、積み上げられ続ける、膨大な情報量。というわけで、48Gだけでおなかいっぱい状態が続いてて、乃木坂にまでなかなか関心が及ばない今日この頃なんだけど、それでも、乃木坂の曲のできが素晴らしいことは認識してた。なかでも「君の名は希望」は、一聴して強く引かれるものがあった。
曲そのものの素晴らしさはもちろんだけど、歌詞がちょっと古典的というか、その昔、どこかで聞いたことがあるような、そんな懐かしい風景になってた。けれども、この曲を乃木坂46が歌うと、何かが違う、そんな感想を持ったことを、正直に書いてしまおう。乃木坂というグループを通して感じる、微かな臭いのようなものが邪魔する感じとでも言うか。
山下敦弘監督のMVが、そんな感触を後押しする感じだった。歌詞で描かれるのは、プリミティブな自己承認感にして、自らの存在を肯定された喜び、正にそれこそが未来への希望、的なものだけど、このMVに描かれるオーディションの風景は、そんな「底辺」とは隔絶した世界に思える。これって違うよねって言う。そんなこんなで、何となくスルーになってしまってた。
状況が変わったのは、新曲「バレッタ」の特典映像として収録された、生田絵梨花さんと佐久間正英さんの「君の名は希望」を視聴した時だった。生田さんの清楚さと透明感は、何を今さらだけど、その佇まいは、純粋に未来に向けての希望に溢れた姿に見えた。一方で、聞き知るところの佐久間さんの置かれた状況は、端から見れば絶望そのものとしか思えなかった。なのに、このコラボには、そんな「現実」を超えて行くものがある、そう感じられた。
人は一人で生きて、一人で死んで行くという冷徹な現実を超えて、決して独りぼっちで生きてるんではない、一人孤独に死んで行くのではない、生田さんと佐久間さんが親戚であることを含め、敢えて言う、そんな優しさ、暖かさに満ちていた。そこには愛があった。
そして、17日の行われた第3回AKB紅白対抗歌合戦で、その「君の名は希望」を、生田さんと渡辺麻さんが、歌ったことを知った。生田さんが出演したことを含めて、以上のような経緯を引き受けた上での演目だったのは、明らかのように思うし、そこに秋元氏の意思が働いてるのもまた、明らかのように思う。第3回AKB紅白対抗歌合戦の映像は、来月にも放送されるとのことで、楽しみにしたい。
秋元氏が「愛の意味を考えてみた」を作詞したのがいつかは分からないけど、この一連の流れに、勝手に重ねてみたくなった。
曲そのものの素晴らしさはもちろんだけど、歌詞がちょっと古典的というか、その昔、どこかで聞いたことがあるような、そんな懐かしい風景になってた。けれども、この曲を乃木坂46が歌うと、何かが違う、そんな感想を持ったことを、正直に書いてしまおう。乃木坂というグループを通して感じる、微かな臭いのようなものが邪魔する感じとでも言うか。
山下敦弘監督のMVが、そんな感触を後押しする感じだった。歌詞で描かれるのは、プリミティブな自己承認感にして、自らの存在を肯定された喜び、正にそれこそが未来への希望、的なものだけど、このMVに描かれるオーディションの風景は、そんな「底辺」とは隔絶した世界に思える。これって違うよねって言う。そんなこんなで、何となくスルーになってしまってた。
状況が変わったのは、新曲「バレッタ」の特典映像として収録された、生田絵梨花さんと佐久間正英さんの「君の名は希望」を視聴した時だった。生田さんの清楚さと透明感は、何を今さらだけど、その佇まいは、純粋に未来に向けての希望に溢れた姿に見えた。一方で、聞き知るところの佐久間さんの置かれた状況は、端から見れば絶望そのものとしか思えなかった。なのに、このコラボには、そんな「現実」を超えて行くものがある、そう感じられた。
人は一人で生きて、一人で死んで行くという冷徹な現実を超えて、決して独りぼっちで生きてるんではない、一人孤独に死んで行くのではない、生田さんと佐久間さんが親戚であることを含め、敢えて言う、そんな優しさ、暖かさに満ちていた。そこには愛があった。
そして、17日の行われた第3回AKB紅白対抗歌合戦で、その「君の名は希望」を、生田さんと渡辺麻さんが、歌ったことを知った。生田さんが出演したことを含めて、以上のような経緯を引き受けた上での演目だったのは、明らかのように思うし、そこに秋元氏の意思が働いてるのもまた、明らかのように思う。第3回AKB紅白対抗歌合戦の映像は、来月にも放送されるとのことで、楽しみにしたい。
秋元氏が「愛の意味を考えてみた」を作詞したのがいつかは分からないけど、この一連の流れに、勝手に重ねてみたくなった。