AKB48の旅

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2013 真夏のドームツアー ブルーレイ「東京ドーム 4th day」

2013年12月30日 | AKB
東京ドーム1st dayは秋元才加スペシャルだったと書いたけど、そして当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、この4th dayは板野友美スペシャルだった。・・・んだけど、うーん、どうなんだろう。ビデオ映像を多用して、衣装の早着替え時間を稼いだりしてるんだけど、あんまり成功してるとは思えなかった。

板野スペシャルなパートは、間延びしたものに感じられてしまったし、それ以外のセトリの多くは、このドームツアーを通して共通部分が多かったようで、こうしてヤフオク!ドーム2nd day、東京ドーム1st dayの順番で見てきた3番目だと、全体としても、やはり間延びして感じられてしまったことを、正直に書いておこう。

結局、一番印象的だったのは、板野さんの連続ソロでも、前田さん、篠田さんのサプライズ出演による卒業セレモニーでもなく、その後の高橋さんの総括スピーチになってしまった。これが台本でなくアドリブだとしたら、そして恐らくは実際にアドリブに近いんだろうと思うんだけど、高橋さんのスピーチ力たるや、恐るべし。

板野さんについては、あらためて何か語ろうとしても、なんか難しい感じ。論評とかではないんだけど、強いて言うなら、その内実はともかくとして、あくまでも外面的な見え方では、次第にAKBという存在様式から浮き気味になって、順当に「異化」されて行ったように見える。それは、夢のショーケースにして、夢を実現するための通過点という、AKBの建前に忠実な姿そのもののようだったと言えそう。


以下追記>通りすがりのぽんこつさんへ

「読み過ぎ」というのはその通りなんですが、日中の政治情勢を考えると、15人選抜という些細なことにも、過敏に反応したくなるものですし、それが宮澤さんへのエールであって欲しいという、願望めいた思いも込めたつもりだったりします。

過去の歴史を多少とも知ってる身としては、正直、このあたりはけっこう切実に感じられたりしてます。