皆様こんばんは。
木曜日は棋士の手合日なので、幽玄の間でも多くの対局が中継されました。
注目の対局は、何と言っても伊田篤史八段対一力遼八段ですね。
内容は・・・ひたすら石の取り合いで、どうなっているのかさっぱり分かりません!
まあ、実際に読んでみれば一応納得できる部分もありますが、何故ここまで際どい戦いを選ぶのか・・・。
先に引いたら負けというチキンレースなのかもしれませんね(笑)。
さて、本日は久しぶりに問題を出してみます。
高度な手筋ですが、考えるところは少ないので、級位者の方でも正解に辿り着くことは可能です。

1図(問題図)
黒番です。
黒Aと打てば隅の黒は生きることができます。
しかし、白Bと逃げられると黒△が取られてしまいます。
ならばと黒Bに抜くのは、白Aと切られて全体が死んでしまいます。
両方助けるにはどうすれば良いでしょうか?

2図(正解図1)
黒1のツケが正解です!
たとえ先が読めなくても、ここに目が行った方はセンスが良いです。

3図(正解図2)
黒△に対して白1と受ければ、それから黒2と生きるスペースを確保します。
白3には黒4と当て、白はAにつなげなくなっています。
黒△が良い所にありますね。

4図(正解図3)
黒△に対して白1なら、黒2と抜いておきます。
白3と切ってくれば黒4と二が出し、白5子との攻め合いは黒勝ちです。
この時も黒△が良いダメの詰め方になっていますね。

5図(元ネタ)
元ネタは昨日の指導碁です。
白△までの形が実際にできましたが、ここで白Aの逃げ出しを先手で防ぐことができました。
しかし、問題で出されれば別ですが、ここで手筋に気が付く方は高段者の中にもなかなかいません。
常にアンテナを張り巡らせているかどうかですね。
木曜日は棋士の手合日なので、幽玄の間でも多くの対局が中継されました。
注目の対局は、何と言っても伊田篤史八段対一力遼八段ですね。
内容は・・・ひたすら石の取り合いで、どうなっているのかさっぱり分かりません!

まあ、実際に読んでみれば一応納得できる部分もありますが、何故ここまで際どい戦いを選ぶのか・・・。
先に引いたら負けというチキンレースなのかもしれませんね(笑)。
さて、本日は久しぶりに問題を出してみます。
高度な手筋ですが、考えるところは少ないので、級位者の方でも正解に辿り着くことは可能です。

1図(問題図)
黒番です。
黒Aと打てば隅の黒は生きることができます。
しかし、白Bと逃げられると黒△が取られてしまいます。
ならばと黒Bに抜くのは、白Aと切られて全体が死んでしまいます。
両方助けるにはどうすれば良いでしょうか?

2図(正解図1)
黒1のツケが正解です!
たとえ先が読めなくても、ここに目が行った方はセンスが良いです。

3図(正解図2)
黒△に対して白1と受ければ、それから黒2と生きるスペースを確保します。
白3には黒4と当て、白はAにつなげなくなっています。
黒△が良い所にありますね。

4図(正解図3)
黒△に対して白1なら、黒2と抜いておきます。
白3と切ってくれば黒4と二が出し、白5子との攻め合いは黒勝ちです。
この時も黒△が良いダメの詰め方になっていますね。

5図(元ネタ)
元ネタは昨日の指導碁です。
白△までの形が実際にできましたが、ここで白Aの逃げ出しを先手で防ぐことができました。
しかし、問題で出されれば別ですが、ここで手筋に気が付く方は高段者の中にもなかなかいません。
常にアンテナを張り巡らせているかどうかですね。