皆様こんばんは。
本日は竜星戦で私の対局が放映されました。
これで今年の全対局が終了したことになります。
・・・という表現は、実は正しくないのですが・・・。
生放送ではないので、実際の対局はかなり前に行われています。
「今度の対局、頑張ってください!」と応援の声を頂くも、実際の対局は既に終わっている・・・。
棋士あるあるですね。
もちろん嬉しいので、「ありがとうございます!頑張ります!」とお答えさせて頂きますが(笑)。
ちなみに、竜星戦に限らず、私は自分の対局中の映像を見たことはほとんどありません。
恥ずかしいですから・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
対局中に変な癖が出ていたら嫌ですし、自分が悪手を打つ瞬間などは目を背けたくなるでしょう(笑)。
でも、私が変なことをしていたとしたら、皆様はどうぞ笑ってやってください。
さて、昨日幽玄の間がアップデートされました。
色々変更点はありますが、最も注目すべきは「解説入り中継を複数同時可能に」という点でしょう。
幽玄の間では、サーバー上で行われる対局とは別に、プロなどの対局の手順を中継しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/31/ead5dc41423a7dbeda215f9258bfdc8d.jpg)
例えば、このように「中継」と書いてある対局ですね。
本日は入れ替わりのタイミングなので日本の碁がありませんが、明日になればここにずらっと並ぶことになります。
「中継」は手順のみですが、「生中継」というものもありまして、そちらは有料会員になると解説のコメントや参考図付きでご覧頂けます。
この生中継、以前はサーバー上で1局しかできませんでした。
ですから、タイトル戦などの注目の対局が同時に複数行われたとしても、その中の1局にしか解説が付けられなかったのです。
なんともったいない、と思っていたのですが、ようやくその問題が解消されたということですね。
複数ということは3つ以上も可能というわけで、色々と可能性が広がりますね。
例えば、毎週木曜日には日本の対局が10局前後中継されますが、その多く、あるいは全ての対局に解説を付けるということも考えられますね。
タイトル戦の生中継のように詳細に解説することは難しくても、簡単な解説ならば1人で多くの対局を担当することも可能です(リアルタイムでは難しいでしょうが・・・)。
当然ながらそれなりに費用はかかりますが、もしこれによって有料会員が100人、200人増えるのであれば悪くありませんね。
実際にそういったことが可能なのか、本当に採算が合うかどうかは私にはよく分かりません。
ただ、どんな形であれ、解説付きの対局が増える=プロの碁の注目度が上がることには期待しています。
AIの台頭以降、プロの棋譜そのものの商品価値は全体的にはいくらか下がったと言わざるを得ないと思います。
新聞やテレビなどで解説される碁はこれからも注目されていくと思いますが、それらは全体の中のごく一部であり、埋もれていく碁が沢山あります。
そういった碁にも光が当たり、価値が認められるようになれば嬉しいです。
本日は竜星戦で私の対局が放映されました。
これで今年の全対局が終了したことになります。
・・・という表現は、実は正しくないのですが・・・。
生放送ではないので、実際の対局はかなり前に行われています。
「今度の対局、頑張ってください!」と応援の声を頂くも、実際の対局は既に終わっている・・・。
棋士あるあるですね。
もちろん嬉しいので、「ありがとうございます!頑張ります!」とお答えさせて頂きますが(笑)。
ちなみに、竜星戦に限らず、私は自分の対局中の映像を見たことはほとんどありません。
恥ずかしいですから・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
対局中に変な癖が出ていたら嫌ですし、自分が悪手を打つ瞬間などは目を背けたくなるでしょう(笑)。
でも、私が変なことをしていたとしたら、皆様はどうぞ笑ってやってください。
さて、昨日幽玄の間がアップデートされました。
色々変更点はありますが、最も注目すべきは「解説入り中継を複数同時可能に」という点でしょう。
幽玄の間では、サーバー上で行われる対局とは別に、プロなどの対局の手順を中継しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/31/ead5dc41423a7dbeda215f9258bfdc8d.jpg)
例えば、このように「中継」と書いてある対局ですね。
本日は入れ替わりのタイミングなので日本の碁がありませんが、明日になればここにずらっと並ぶことになります。
「中継」は手順のみですが、「生中継」というものもありまして、そちらは有料会員になると解説のコメントや参考図付きでご覧頂けます。
この生中継、以前はサーバー上で1局しかできませんでした。
ですから、タイトル戦などの注目の対局が同時に複数行われたとしても、その中の1局にしか解説が付けられなかったのです。
なんともったいない、と思っていたのですが、ようやくその問題が解消されたということですね。
複数ということは3つ以上も可能というわけで、色々と可能性が広がりますね。
例えば、毎週木曜日には日本の対局が10局前後中継されますが、その多く、あるいは全ての対局に解説を付けるということも考えられますね。
タイトル戦の生中継のように詳細に解説することは難しくても、簡単な解説ならば1人で多くの対局を担当することも可能です(リアルタイムでは難しいでしょうが・・・)。
当然ながらそれなりに費用はかかりますが、もしこれによって有料会員が100人、200人増えるのであれば悪くありませんね。
実際にそういったことが可能なのか、本当に採算が合うかどうかは私にはよく分かりません。
ただ、どんな形であれ、解説付きの対局が増える=プロの碁の注目度が上がることには期待しています。
AIの台頭以降、プロの棋譜そのものの商品価値は全体的にはいくらか下がったと言わざるを得ないと思います。
新聞やテレビなどで解説される碁はこれからも注目されていくと思いますが、それらは全体の中のごく一部であり、埋もれていく碁が沢山あります。
そういった碁にも光が当たり、価値が認められるようになれば嬉しいです。