皆様こんばんは。
本日はAI竜星戦が行われました。
UEC杯コンピュータ囲碁大会の後継となる大会ですね。
プロレベルのプログラムがかなり増えているようですが、決勝は予想通りDeepZenGoと絶芸(FineArt)で争われました。

1図(実戦)
DeepZenGoが黒△と伸びた場面です。
ここで最も将来性のある場所は上辺一帯です。
黒×が大きな勢力なので、これを活用してどれだけ大きな黒模様や地を作れるかどうかが焦点となっています。
赤印あたりを囲うのでは小さいですが、青印あたりまで模様が広がる可能性もあります。
そこで、白は右上黒の薄みに目を付けて白Aから仕掛け・・・。

2図(実戦)
白△までと進みました。
こうなってみると、黒の打ち方が難しくなっています。
白の形が薄く見えるかもしれませんが、ここから白×を千切りに行くのではものが小さく、黒勝てそうになりません。
そこで、実戦は黒Aから丸飲みを狙うかのような攻め方を選択しました。
ただ、周辺の黒にもいくつか弱点があるので、そう強気に戦えるという感じもしません。

3図(実戦)
結果、白の反撃を受けて要石の黒△を取られることになりました。
こうなっては白成功で、人間レベルでも逆転が難しい形勢になったように思います。
この後黒は左下隅を取るなどして頑張りましたが、及びませんでした。
もはや絶芸やDeepZenGoが強いことは分かり切っていて、私としては後発のプログラムがどこまで追随できるか、あるいは個人レベルのプログラムがどこまで健闘できるかというところに注目しています。
これからは、公開されている情報を利用すれば、純粋な個人でも棋士レベルのプログラムが作れるようになりそうです。
以前の私は、ソフトが棋士を超えるためには量子コンピューターが実用化されるぐらいのことが必要かと思っていましたが・・・。
世の中どうなるか分かりませんね。
本日はAI竜星戦が行われました。
UEC杯コンピュータ囲碁大会の後継となる大会ですね。
プロレベルのプログラムがかなり増えているようですが、決勝は予想通りDeepZenGoと絶芸(FineArt)で争われました。

1図(実戦)
DeepZenGoが黒△と伸びた場面です。
ここで最も将来性のある場所は上辺一帯です。
黒×が大きな勢力なので、これを活用してどれだけ大きな黒模様や地を作れるかどうかが焦点となっています。
赤印あたりを囲うのでは小さいですが、青印あたりまで模様が広がる可能性もあります。
そこで、白は右上黒の薄みに目を付けて白Aから仕掛け・・・。

2図(実戦)
白△までと進みました。
こうなってみると、黒の打ち方が難しくなっています。
白の形が薄く見えるかもしれませんが、ここから白×を千切りに行くのではものが小さく、黒勝てそうになりません。
そこで、実戦は黒Aから丸飲みを狙うかのような攻め方を選択しました。
ただ、周辺の黒にもいくつか弱点があるので、そう強気に戦えるという感じもしません。

3図(実戦)
結果、白の反撃を受けて要石の黒△を取られることになりました。
こうなっては白成功で、人間レベルでも逆転が難しい形勢になったように思います。
この後黒は左下隅を取るなどして頑張りましたが、及びませんでした。
もはや絶芸やDeepZenGoが強いことは分かり切っていて、私としては後発のプログラムがどこまで追随できるか、あるいは個人レベルのプログラムがどこまで健闘できるかというところに注目しています。
これからは、公開されている情報を利用すれば、純粋な個人でも棋士レベルのプログラムが作れるようになりそうです。
以前の私は、ソフトが棋士を超えるためには量子コンピューターが実用化されるぐらいのことが必要かと思っていましたが・・・。
世の中どうなるか分かりませんね。
