大地震の前に
3~4日前から、異様な雲が(夕方)続けて見られた。
地域の中学校の理科の先生も、雲に詳しくそう言ってた(中学生の話)
いつもよりも、異様に怖い感じの雲だった。
その雲を見て、中越地震の「マリと三匹のこいぬ」を思い出してた私です。
そして
庭の芝生の上にはミミズが出てきてた。
この寒い(連日朝は氷が張ってる)時期にミミズがでてくるなんて?凍死してる。
ミミズと思った翌日、大地震!
これも中越地震で、山古志村の子供たちが「こんなにでっけミミズが出てきたんだよ!」
(マリと3匹の子犬のなかで)などと、話してるのを思い出した」
やりきれない思いの悔しさと、被災された方々の悲しみを想い…
地震直後から停電になった、私の住む町(市)
ラジオだけの情報では具体的に判らなかったのですが、翌朝のテレビでは愕然と…
どんなに怖い思いをしたのだろうかと…
私はたった一晩の停電の暗闇の中、余震の繰り返して、懐中電灯を点けっぱなしでも怖かった。
ここで気が付いたことは、停電すると電話も使えない・断水もする。
困るのは「トイレ」ありったけの水をかき集めて、トイレにまわすことに
近所の(すぐ前)ホームセンターへ乾電を買いに行ったら「営業してません!」と言われ・・
更に200m離れたお店へ行ったら、並んでいる!
商品が落下して店内は危ないので、と、言うことでスタッフ全員総出で対応
欲しい商品を伝えるとメモして(店内は真っ暗) 駆け回って用意してくれた
飲料水と乾電池・菓子パンなどを買って、少しだけ、ほっ!
電池節約のために、家族の安否確認はCメールで、ほっ!
余震が続いてるので怖くて着たまゝ寝ることに
(我が家は電気設備なので、お風呂も入れない)
こんな些細なことでも疲れて、翌朝は頭痛が・・被災地の皆さんの苦痛は並大抵ではないでしょう。市役所は(防災無線は)何の情報も流してくれなかったこと
「停電の復旧見込みはたっておりません・・・」
たったこれだけ、市民の不安を少しでも減らす言葉は一言もなく
翌日「水が必要な方は市役所に容器を持って・・云々」
たったこれだけ!
我が家は周りの大きな建物に反響して、防災無線が聞き取りにくい場所
真っ暗な中、ウンでもスンない防災無線。市役所は何の役にも立たない。確認!
瓦の落ちた家も有るって言うのに
こんな些細なことで文句を言うのは罰あたりかも、
被災地の皆さんのことを考えたら、
なにも出来ない悔しさと、津波の破壊力に呆然とテレビ画面を見つめるだけです。