【焼肉】サカエヤ＆木下牧場の環境保全型畜産の近江牛（京都きたやま南山にて）

先週土曜日にフードアクションニッポンで優秀賞を受賞した
近江牛の木下牧場さんと支えてこられたお肉屋さんの
サカエヤさんの受賞記念講演と食事会がありました。

皆さん！
畜産農家さんは3種類あるってご存知ですか？
肉用牛というのは、子供を産ませる繁殖農家さんがあります。
そこで生まれた子牛は8ヶ月程度で子牛市場で売られ
成牛となるまで育てる肥育農家さんに売られます。
だいたいそこで30ヶ月程度で出荷され屠畜され
私達の目の前に食用肉として並びます。

これが一般的な流れですが、最近は子牛誕生から成牛に
成長し出荷までの繁殖肥育一貫農家という農家さんがあります。

滋賀県下においては15％程度の繁殖肥育一貫農家ひとつが
木下牧場さんです。

こちらでは輸入飼料に頼らず自家産飼料で環境に優しい
そして牛にとって健康に留意した畜産に取り組まれているんですよ。
まさに環境保全型畜産なのです。

講演では木下牧場さんを支えてきたお肉屋のサカエヤの新保社長と
木下牧場さんとで色々と興味深いお話しを
聞くことができました。

そんな木下牧場さんの育てた牛さんをいただいてきました。
生産者の顔の見える食肉、ひとつひとつ精魂込めて
いただきます。

今回は木下牧場さんの近江牛と後藤牧場さんの
近江牛の子牛を沢山出産し歳を重ねた経産牛の近江長寿牛を
いただきました。
経産牛っていうのは子供を産んでる牛のことです。
反対語として処女牛ね！

コースの前菜（近江牛のローストビーフ、近江長寿牛のミスジ刺身、近江牛のユッケ、小松菜のキムチ)
吃驚した長寿牛のミスジ刺身上品で美味しい。
処女牛が美味しいって世の中当たり前に言われてるけど
子供を産んでてもかなり美味しい。


岡部農園さんの滋賀県産野菜、にんじんが甘くておいしい。


木下牧場さんの近江牛特上ロース、カルビ、モモ角切り
霜降りが入っている割にくどくなくアッサリしてる。


後藤牧場さんの近江長寿牛の上ロース、カルビ、モモ角切り


同じく近江長寿牛のヒレ
これかなりええ感じ。レアでまんなかは真紅な色を残して焼き上げ
いただきました。処女牛と違った奥深さを感じる。
アダルトカウの魅力やね


九条葱と肉味噌チーズの焼きいなり
お酒のあてに合う味で少し網で焼いていただきます。
　

近江米のおにぎり
さすが米どころ！文句無しにお米も美味しい


いや～処女牛と経産牛と食べ比べこんなに違うもんなんだ
それぞれの魅力を味わう事ができましたわ
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焼肉料理屋 南山 本店 （ナンザン）
075-711-7751
京都市左京区下鴨北野々神町31