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先月、神奈川県の厚木にあると畜場の「神奈川食肉センター」に見学に行ってきました。
通常の見学コースとは別に特別に中も拝見させていただきました。
なかなかと畜の工程を見るということができない為、見学用の白い専用の服を着て専用の長靴を着用し準備万端で見学に挑んだ。
今更だけど「と畜場」って知ってる?
私達が焼肉を食べる時にはテーブルの上には食肉の状態で出てくるけど
当然、元は生きてる牛の生体。
と畜場っていうのは「食用に供する目的で獣畜をと殺し、又は解体するために設置された施設」の事で、私達が食べる肉にしてくれる施設なんです。
牛が私達の前に食肉として表れるには沢山の方々の命がけで大変な努力のたまものやねん。
来る前に頭に描いていたと畜場のイメージと違って、とても綺麗で衛生的だな~という印象だった。
あちらこちらで清浄し消毒し綺麗な状態を保っている。
それもそのはず現在、ISO22000(食品安全管理マネージメントシステム)を全国で4つの認証を取得していると畜場の一つが、ここ神奈川食肉センターなのだ。
全国のと畜場って約200か所程あって
と畜量は1日平均で豚75000頭、牛6000頭
ここ神奈川食肉センターでは1日平均で豚2150頭、牛で35頭
豚においては全国一のと畜量なんだって。
それにしても豚と牛でのと畜量の違いにはびっくり。
と畜量って月によってとか地域によってバラバラ。
東京のと畜量が多いのは、そうやろうな~って思ってたんやけど
ドンピシャやった。大阪のと畜量は東京に比べると40%ぐらい。
意外やったんが鹿児島と北海道のと畜量が多い点。
なぜやろう?もっと色々聞き込みをせねば・・・
和歌山なんて牛肉購入量全国1位なのに牛のと畜量は少ないの。
どこでと畜した肉を食べてるんやろう???
ちなみに大阪ってと畜場は4か所あるんだよ。知ってた?
と畜場の見学に行く前は、結構みんなから、肉が食べれなくなるから辞めときって
言われたけど、そんなことは全くなかった。
むしろひとつひとつの工程に熱心に見入ってしまった。
暴れる牛もいる、中で働く方々は、ほんま命がけで仕事を行い
その姿に物凄く感動した。
私達が美味しいお肉を食べれるのも働いてる方々がいてのこと。
本当に勉強になったし、感動しまくりだった。
この写真は神奈川食肉センターの方からご提供いただいたもの。
枝肉の冷蔵庫にもいれてもらったの。
枝肉の表面の脂の具合でホルスタインか黒毛和牛かがわかるの。
ごわごわといっぱいへばりついてる脂があるものが黒毛和牛なんだって。
表面がツルンとしているのがホルスタイン。
まだまだレポートしたいことは山盛りだけど、この辺にしておきます。
是非他のと畜場も見てみたいと思ってしまった。
神奈川食肉センターのみなさん、本当にありがとうございました。
通常の見学コースとは別に特別に中も拝見させていただきました。
なかなかと畜の工程を見るということができない為、見学用の白い専用の服を着て専用の長靴を着用し準備万端で見学に挑んだ。
今更だけど「と畜場」って知ってる?
私達が焼肉を食べる時にはテーブルの上には食肉の状態で出てくるけど
当然、元は生きてる牛の生体。
と畜場っていうのは「食用に供する目的で獣畜をと殺し、又は解体するために設置された施設」の事で、私達が食べる肉にしてくれる施設なんです。
牛が私達の前に食肉として表れるには沢山の方々の命がけで大変な努力のたまものやねん。
来る前に頭に描いていたと畜場のイメージと違って、とても綺麗で衛生的だな~という印象だった。
あちらこちらで清浄し消毒し綺麗な状態を保っている。
それもそのはず現在、ISO22000(食品安全管理マネージメントシステム)を全国で4つの認証を取得していると畜場の一つが、ここ神奈川食肉センターなのだ。
全国のと畜場って約200か所程あって
と畜量は1日平均で豚75000頭、牛6000頭
ここ神奈川食肉センターでは1日平均で豚2150頭、牛で35頭
豚においては全国一のと畜量なんだって。
それにしても豚と牛でのと畜量の違いにはびっくり。
と畜量って月によってとか地域によってバラバラ。
東京のと畜量が多いのは、そうやろうな~って思ってたんやけど
ドンピシャやった。大阪のと畜量は東京に比べると40%ぐらい。
意外やったんが鹿児島と北海道のと畜量が多い点。
なぜやろう?もっと色々聞き込みをせねば・・・
和歌山なんて牛肉購入量全国1位なのに牛のと畜量は少ないの。
どこでと畜した肉を食べてるんやろう???
ちなみに大阪ってと畜場は4か所あるんだよ。知ってた?
と畜場の見学に行く前は、結構みんなから、肉が食べれなくなるから辞めときって
言われたけど、そんなことは全くなかった。
むしろひとつひとつの工程に熱心に見入ってしまった。
暴れる牛もいる、中で働く方々は、ほんま命がけで仕事を行い
その姿に物凄く感動した。
私達が美味しいお肉を食べれるのも働いてる方々がいてのこと。
本当に勉強になったし、感動しまくりだった。
この写真は神奈川食肉センターの方からご提供いただいたもの。
枝肉の冷蔵庫にもいれてもらったの。
枝肉の表面の脂の具合でホルスタインか黒毛和牛かがわかるの。
ごわごわといっぱいへばりついてる脂があるものが黒毛和牛なんだって。
表面がツルンとしているのがホルスタイン。
まだまだレポートしたいことは山盛りだけど、この辺にしておきます。
是非他のと畜場も見てみたいと思ってしまった。
神奈川食肉センターのみなさん、本当にありがとうございました。
宮崎で黒毛和牛の肥育をやっています。(実は以前、勝手にトラックバックを張らせて頂きました。すいません。)
ウチは神戸西部市場に出荷しています。
残念ながらと畜場の中までは見た事がありませんが、と畜場は我々の仕事にとって重要不可欠な場所であり、働く人達にはいつも感謝しています。
今回、いかりんさんが生産者から食卓に届く過程のでの と畜の事を書いて下さって本当に嬉しく思いました。
牛の生産農家を訪れたり、見島牛を見に行ったりする いかりんさんは、生産者と消費者を牛肉で繋いでくれる頼もしい存在だと思っています。
これからも身体に気をつけつつ、がんばってください。
(私もブログをやっていますが、奇しくも同じ23日付けの記事にセリ前の枝肉の写真を載せております。よろしかったら御覧下さい。)
コメントありがとうございます。
めちゃ感激しております。
精肉になる前の工程を知りたいということで色々見学させてもらってるのですが
知れば知るほど沢山の人の努力を強く感じます。
牛さんは私達の生命維持の為の重要な栄養分素を命を絶って供給してくれているので本当に有りがたく感謝しています。
そして、そんな牛さんをできるだけやすらかに苦痛にならないように牛さんをと畜している従業員の方々。本当に感謝しています。
それに、繁殖農家の皆さん、肥育農家の皆さんのおかげで牛の命を授かり、すくすくと育って私達の栄養素となっていることにも大変感謝しています。
先日、松阪牛のセリに行った時に
肥育農家さんが、育てた牛をセリに出した時の表情が忘れられなくて物凄く印象的でした。
沢山の愛情で育てられてるんだと感じました。
私達が美味しいと感激できるのも皆さんのおかげです。ありがとうございます。
ブログ拝見しました。まだ行ったことのない
子牛市場の日記を興味深く読んでました。
さっそく私のブログにブックマークもさせてもらいました。
うし年も いよいよ終わりですが、来年もいかりんにとって佳い年でありますように。
こちらこそ色々教えてください。
とっても楽しくて興味のあることが沢山書いてたのでこれからもブログ楽しみにしています
見学用の白い服って具体的にどんな服でしたか?いきなり不躾な質問ですいません。もし良かったら教えて頂けると助かります。
こんばんわ、ご質問の件ですが
私が着てたのは白のお医者さんの着るようなというかよく研究員の方が来ているような上着ですよ。
そんな違いがあるんですか??