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磯田道史さんの「日本史の内幕」がおもしろい

2018年02月27日 | 日記
 古文書から読み解く「日本史の内幕」が面白い。
書店で手に取った中公新書本。
まえがきに「私は15歳で古文書の解読を始めた。」
「教科書の中には、知りたいと思う歴史はなかった。」
とある。すごい人。
知りたかったことは、戊辰戦争の年号でもなく、指導者の名前でもない。
「先祖は戊辰戦争に参加した。岡山からどの道を歩いて戦場にいき、
どんな場面に遭遇し、どんな道を通って帰ってきて、新政府から
いくら御褒美をもらったのか、と言うことだった。」
そのためには押し入れに眠っていた先祖が書いた古文書を読み解くことだった、
と、述べている。
 私の故郷浜松の家康にまつわる話もあってつい読みふけってしまう。
もう一人の池谷正が強い調子で言う。「こんなことをしている場合じゃあないでしょ!」
 その通り。
明日から3月市議会本会議が開会。
頭の中は議会モードだが、やること、調べることが錯綜し
なかなかはかどらない。

故郷浜松の山奥に奥山方広寺はある。昨年のNHK大河ドラマ「女城主直虎」
の舞台にもなった。広い山域に寺社の建物が鎮座している。
朱色の鳥居は参道の途中に静かに佇んでいる。