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「原発へのミサイル攻撃は防げない 」 日本の防衛体制の滑稽さ

2022年05月20日 | 日記
 先日、山口壮環境大臣兼原子力防災大臣が記者会見で
「ミサイルが飛んできてそれを防げる原発はない」と発言。
自民党がウクライナ危機を踏まえて「原発の防衛能力強化を求めてきた」ことに応えたもの。
当たり前のことで以前からわかっていたこと。
 北朝鮮、中国の脅威を煽りながら、日本の原発の多くが日本海に面して丸裸で存在。
ミサイルなどと言わなくても海面すれすれで軽飛行機に爆薬を積んで原発に突入することなど
いくらでもできること。それを防ぐ手立てなど出来るわけがない。
 それなのに、安倍元総理や日本維新の会など、防衛力強化を叫ぶ。
いくら軍事力を強化しようが、原爆を共有しようが、自衛隊を憲法に明記し、
軍隊に格上げしようが、原発一基を守ることさえできない現状。
 力と力の対決では物事はもはや解決できないことを認識することが必要。
原発による原子力災害を防ぐ唯一の手立ては原発を一刻も早くなくすこと。
3・11福島原発事故を踏まえて福島第一、第2原発10基を始め
老朽化した原発24基が廃炉へ。
運転中4基、定期検査などで停止中29基の原発のすべてをなくすことが日本の安全保障では。

憲法九条 日本の宝