こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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イスラエルを止められないアメリカ アメリカ言いなりの日本

2024年10月05日 | スケッチ

 イスラエルのガザ侵攻から1年。4万人を超える犠牲者。多くは女性、子どもたちという。そのガザでほぼハマスを制圧したイスラエルは、今度は隣国レバノンに侵攻。レバノンに拠点を置く反イスラエルの武装組織ヒズボラのせん滅を狙う。

 レバノン、イランに居住していたヒズボラ指導者を空爆で殺害。その報復にイランがロケット攻撃をイスラエルに仕掛け、今度はその報復としてイスラエルがイランの石油施設を狙っているという。際限のない報復の連鎖。

 戦火はさらに広がり始めている。イスラエルを止められないアメリカ。アメリカからの武器兵器、弾薬などの供与なしにはイスラエルは闘えない。しかし、アメリカ政府は国内のユダヤ系住民組織の巨大な政治資金の恩恵にあずかっており、イスラエルの行動にストップをかけられない。民主、共和両党とも。・

 日本はアメリカ言いなりの政府。戦後80年にもなるというのに恥ずかしいほど対米従属。アメリカの属国ともいうべき存在に。

 石破新総理が誕生したが、総裁選では言っていた日米地位協定の見直しは、施政方針演説では一言もない。軍備増強もアメリカ言いなり。沖縄辺野古の海を埋め立てて巨大な米軍基地建設も強行。

 この国はどこに行くのか。世界はどこに行くのか。「戦争やめろ!」「殺すな!」の当たり前の世論よ起これ! 

葛飾柴又の万福寺の菩薩。穏やかな顔で人々の無益な争いを諭すかのよう。