こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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原発推進へ 福島原発事故の教訓を忘れたのか

2024年12月18日 | 日記

 経済産業省は17日、新たな「エネルギー基本計画」の原案を公表。東京電力福島第1原発の事故の教訓を無視して、方針転換。「原発の最大限活用」を打ち出した。

 現在すでに再稼働をしている原発は日本国内で14基。今回、能登半島地震が起きた日本海側の関西電力の福井県にある7原発。愛媛にある伊方原発の1基。鹿児島の川内原発の2基。佐賀県の玄海原発の2基。島根原発の1基、など南海トラフの巨大地震の危険がある西日本に集中している。

 間違いなく巨大地震が発生すると言っているのに、なんていうこと。巨大地震によって再び、原発事故が起きたら今度は西日本が壊滅状態になるかも。

 何とかなると思っているのか。信じられない危機感の喪失。原発産業の巨大な利益に国民の安全を売り渡す売国奴とも言うべきか。

 

 富士山のシルエットの南に大山の姿が。新幹線で大阪方面に行く下り車中で、新横浜を過ぎると右側の車窓に端正な大山の姿が見える。江戸時代から大山詣として庶民の間で人気の山。登山口の参道には豆腐料理の店が並ぶ。


「朝の小1の壁」「学校給食の無償化」一般質問

2024年12月18日 | 議会

 今日、午前10時から一般質問3日目。午後の2時半過ぎから最後の質問者の池谷が登壇。

 「朝の小1の壁」の問題については教育委員会には各学校、PTAからも特に相談や要望などは来ていないという答弁。私は、学校が開く前から校門近くで待っている児童がいるとの市民から聞いた話も伝えながら、教育委員会として調査をするよう求めた。答弁では、各学校から情報を聴取するとのこと。もう一歩踏み込んで、保護者アンケートなどに取り組むことを要望した。

 学校給食の無償化では、埼玉県内では12市町村が無償化に踏み切っていることを伝えながら、八潮市でも国の補正予算の「重点支援交付金」を活用して、せめて多子世帯への支援ができないかと質問。

 八潮市には1億4000万円ほどの国からの交付金が交付されるとのこと。2人目を無償化すると約6000万円。3人目4人目を無償化すると4000万円ほどとの見積もりが示された。

 蕨市では今年の4月から第2子以降は無償化することを決定。その予算は5000万円ほど。蕨市にできて八潮市でできないことはないと市長の考えを求めた。

 市長は「無償化はあくまで国の仕事」と答弁し、「物価高騰による材料費、主食費の値上げ分をすでに市として負担している」ことなどを上げ、いまは考えていないとの立場を堅持。

 「子育て世代の負担を軽減するために決断を」と改めて要望した。

 明日は12月市議会最終日。「重度心身障害者医療費助成制度の拡大を求める請願」の採決他、市長提出議案の採決が行われる。

 また、追加議案として日本共産党市議団が提出した「企業団体献金の禁止を求める意見書」「温室効果ガスの大幅な削減目標をたて、再生可能エネルギーの本格的な活用を求める意見書」の2議案が採決される。

 明日が終わればひと段落。やれやれである。

冬の満月。八潮駅付近から。


「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」ブレイディみかこ著 新潮文庫を読む

2024年12月18日 | 日記

 先日、都心に出かけた際に購入した本の一冊。「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」

 先行した同名の文庫を「しんぶん赤旗」の書評欄で見て購入し、一気に読んだ。イギリスの教育事情を我が子の学校生活を紹介しながらの話で面白かった。

 今回、2が発行されていて市ヶ谷の書店で平積みで並べられていた。

 ちょっと目を通しただけだが、議会中でもあり、読了できていない。しかし、面白い。学校での出来事、著者のパートナーも含めた家族のやり取りと会話。普段着の筆致がとても読みやすく、身につまされることも。なるほどと感心することも。子どもを育てる教育書としても最高。

 さて今日はこれから議会本会議。午後の最後に私の一般質問。さあ、もうひと踏ん張り。