天安門事件

　6月4日、天安門事件のあった日。
民主化を求める学生を弾圧。31年前の中国天安門広場。
戦車の前に立ちふさがる一人の市民の姿。
天安門広場に突入する戦車。
火炎瓶、投石で抵抗する学生たち。
衝撃的な映像が流されたのを思い出す。
　日本の侵略に抗して国共合作により闘いぬいた中日戦争。
かつては「針一本、米一粒たりとも人民から盗ってはならぬ」と
徹底した人民解放の精神を貫いていた中国共産党。
日本侵略者を追い出して国内統一を成し遂げた毛沢東と中国共産党。
その後、困難な中での国造り。そして文化大革命での権力闘争。
市場経済を導入しての急速な経済発展。
　しかし、民主主義、人権、表現言論の自由などが押しつぶされては
如何に経済大国になろうとも行く末に未来はないのでは。
中国だけではない。アメリカでも、ロシアでも、そして日本でも。
権力者の横暴勝手が吹き荒れている。
「人民の　人民による　人民のための」政治がどこでも求められている。

栗の花が満開。