県民世論の勝利！ 「虐待禁止条例」改正案 自民党県議団が取り下げ

　大騒ぎになった「虐待禁止条例」改正案。
自民党県議団が一転取り下げに。
　委員会で自民党、公明党の賛成多数で可決。
13日の県議会本会議で採決されることになっていたが、
ＰＴＡなどの反対の声も広がり、一転、取り下げに。
その理由として「説明不足で十分な理解が得られなかった」とのこと。
　とんでもない。どう考えても、「子どもだけの留守番は虐待」
「子どもだけで遊ぶのは虐待」「子どもだけの登下校も虐待」と
説明している。どこが説明不足？
　親に責任を押し付けないで、子どもの保育・教育環境を整えるのが
政治の仕事。最大多数を確保している自民党県議団。
　保育所整備や学童保育の確保をやって見せて。
NHKの今日の夜７時のニュースの報道も、いかにも自民党寄りの報道。
ひどいもの。
　「子どもの放置を無くすという条例の趣旨は分かる」
「社会全体で子どもの見守りを考えなくては」などとコメント。
「社会全体」などと言って責任の所在をあいまいにする報道。
まずは一義的には何より政治の責任。誰でもいつでも入れる保育所を作れ。
学童保育所を作れ。児童館を作れ。と報道せよ。ＮＨＫよ。
公明党が賛成し、共産党、県民などが反対したこともキチンと伝えよ。