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チェンジ自民党政治

2024年09月07日 | 選挙

 立憲民主党の代表選挙が告示。4人が立候補。その挨拶をNHK は丁寧に報道。その後、日本記者クラブで4人の公開討論会。他党のことをとやかく言うつもりはないが、代表選挙の仕組みを見ると立憲民主党の国会議員、予定候補者、地方議員、協力党員の投票で決めることに。つまり党内で決めることで一般国民には何の権限もない。

 自民党もこのあと、総裁選の告示があり、マスコミは大々的にその候補の一挙手一投足を報道するのは間違いない。自民党の総裁選挙も国会議員と党員党友票で決める。関心のある国民が投票できるわけではもちろんない。党内で決めること。

 ちなみに日本共産党は、党大会代議員は基礎組織である全国の地域、職場支部から代議員を選び、その代議員で構成する地区党大会を開催し、そこで県党大会の代議員を選出。その代議員で構成する県党大会で党大会の代議員を選出する方法をとっている。党員数に応じて代議員数を決め、下の基礎組織から地区、県、全国と積み上げて党大会で中央委員を選出する仕組み。もちろん一般党員であれ、国会議員であれ代議員であればみな平等に1票が与えられる。

 日本共産党の場合は、立憲、自民党のように国会議員と地方議員、一般党員の間に1票の格差はない。基本的にみな平等。

 自民党は国会議員は一人1票に対し、党員党友はおよそ110万人に対して367票、つまり一人0.0003336票。立憲民主党は国会議員は一人2ポイント、国政選挙予定候補者は1ポイント、地方議員は1200人に185ポイント、つまり一人0.015票、党員と協力党員は11万4800人に185ポイント、つまり一人0.00161票となる。

 自民党、立憲民主党も国会議員中心の党運営。トップを決める選挙で国会議員に特別な権限を与える方法。他党のことはその党が決めることだが、自民党は国会議員と一般党員の総裁選の選挙では約6000倍の格差が。立憲民主党は約600倍の格差。

 いずれにしても、自民、立憲の総裁代表選出はそれぞれその党が粛々とやっていただいて、マスコミをジャックしての選挙報道はやめていただきたい。決まったら、その会見を報道すれば済むこと。

トップが変わっても自民党政治はそのままでは。マスコミはそこをきちんと報道すべきでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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