７９億円の政党助成金交付 今、助成すべきは政党か？

　「一律１０万円支給」が決まって安倍総理はじめ閣僚は「もらわない」とのこと。
大阪府知事は「受け取って寄付を」と呼びかけているそうな。
１０万円をめぐって「騒々しい」が、そんな中、今朝の新聞報道で政党助成金交付の記事。
今年一回目の政党助成金が交付。日本共産党を除く８党に７９億円。
年４回に分けての交付で今回が１回目。今年は年間３１７億円の予定。
　「今、助成すべきは政党？」と声を大にして言うべきでは。
　政党助成金は国民一人当たり２５０円を強制的に政党に交付する仕組み。
政党は思想信条を一にする政治団体。どの政党も支持もしていない人は常に４割近い。。
なのに、政党助成金は憲法の思想信条の自由を保障する規定に反し一律に政党に支給する法律。
日本共産党は憲法違反、国民の思想信条の自由を損なうものと反対し続けている。
　「今　助成すべきは政党ではなくコロナ問題で困っている人たち」ではないだろうか。
ちなみに、「身を切る改革」の熱心な某政党は今回、４億６３００万円貰うことに。
元代表も勇ましく「国家議員の歳費はゼロに」とぶち上げているが、
衆参の全国会議員７３１人の歳費をゼロにして１５５億５０００万円余。
今年一年間の政党助成金は３１７億円。
　今すぐ「政党助成金をもらわない」と言うべきでは。

中川土手に立つイチョウの巨木。倒木防止のためか、伸びた枝を切り取られて少し寂しい。