50歳から少しずつ終活を意識した生活をするようにしています。
50歳からなんて早いと思われる方も多いと思いますが、
私が20代後半の時に50代の母を、30代後半で60代の父を亡くしたことが大きなきっかけだと思います。
(母の場合)
母は物を捨てられない性格でしたが、整理整頓はしてくれていました。
母は亡くなる前に、貴重品の場所や、貯金や保険などはこうしてほしいと遺言を残してくれていたので、探す手間や仕分ける手間はありませんでした。
母の死後、母が溜め込んだもの(内祝いや贈答品など)を一部屋に集めました。8畳の部屋が足の踏み場もないほどになりました。これほど溜めこんでいたのかとびっくりすると同時に、おそらくたくさんの人にお祝いをしたのだろうな…と熨斗紙に書かれている名前をみて、うっすらとある記憶を蘇らせながら集めました。
古いけどほとんどが新品だったため、業者さんに引き取りに来ていただきました。
引取金額と買取金額がほぼ同じで金銭的な出費はありませんでした。
不要なものを集める労力はいりましたが、遺品整理のための出費は要りませんでした。
ここで、片付けで大事なことがわかりました。
そう「片づける労力」です。
私や妹達がまだ20代で体力があったので、天袋に保管されていたものも難なくかき集めることができたのです。
→続く