数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (68)   決戦

2016-10-10 17:48:05 | 漫画のシナリオ
(68) 決戦

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

香山京子(16)165㎝。キリッとした美人。

桜田優子(25) 170㎝。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

北条愛(17) 170㎝。清楚な美人。

北倉エミ(17) 165㎝。ショートヘアーのキリッとした美人。

里香(17) 165㎝。清楚な美人でアニメ声。

真菜(18) 180㎝。3年生。上品な美人。

香山房江(40) 170㎝。グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。

石川加代子(25) 190㎝。冷たそうな美人。Vリーグ、ニチボー磯塚のキャプテンで俗に言うスソガである。

他、バレー部メンバー

本田、前出のテレビプロデューサー
N=ナレーション

修一「よし、今度は今みたいに飛んでサーブを打ってみろ」「打つ瞬間、相手の顔面に正拳を叩き込むつもりで打て!」

真菜「はいっ」

修一「みんなはコートに入って受けろ!」

優子達「はいっ」

   本田、あ然。

   優子達、レシーブする構えでブルマーの食い込みを直しながら遥か向こうにいる真菜を見つめる。

   真菜、ダッと走る。

   ラインの遥か手前でボールをネットに届かんばかりに放り上げる。

   ダンッと跳び上がる。

   高く飛び上がりネットの手前に到達した時にボールが頭上に落ちてくる。

   ネットを飛び越えそうな地点で右手がボールに触れた瞬間を上から俯瞰した絵。

修一「相手の顔面をぶちのめすんじゃっ!」と怒鳴る。

   優子達、頭上に迫った真菜を見上げ各々、
  「きゃーっ」と叫ぶ。

   優子達が散り散りに逃げ伏した隙間にボールが床にバコーンと叩きつけられる。

   ボールは二階席の奥に向かって弾け飛んでゆき、タンッと着地した真菜がそれを見上げる。

   そのボールを腰を抜かした優子達が呆然と見守っている。

   みんなあっ気にとられて修一と真菜の側に来て、
京子「・・・このサーブだけで全日本からスカウトに来るで・・・」

愛 「(怯え)もしあれを顔に受けたら・・・」

エミ「今のサーブなら絶対だれもレシーブできないですよ」

房江「この弾丸サーブさえあれば私たちは寝てても勝てそうだわ」

   復讐に燃えた目で、
優子「あのくそ生意気な女には気の毒だけど向こうに一本も打たせないまま3セット連取して30分で試合を終了させるからね」

   口を押え怖そうに優子を見て、
里香(おおお、せんせい、復讐の鬼と化してる・・・)

   顔を輝かせ、
本田(さっそく帰ってクルーの手配だ。今度はテレビでガンガンスポットを流すぞ・・・)



   空の絵にN『いよいよ試合当日、混雑が予想されるので今回は有料にしたにも関わらず・・・』

   先週の練習時、バックアタックを打って着地した瞬間に優子のブラから乳房がはみ出た映像がテレビに映っている絵に、
N『プロデューサーがスマホで撮ってたこの映像や・・・』

   修一が石川の股間に顔を埋めている映像が映ったテレビ画面の絵に、
N『こんな扇情的な場面を前宣で流したものだから期待に胸を膨らませた観客が怒涛のように押し寄せーー』N『開場三十分前にはもうソールドアウトになってしまったのだった』

   体育館の回りを人がびっしり取り巻いた絵に司会者の声、
  「前年のVリーグの覇者、ニチボー磯塚と、今や全国的アイドルになった安西のチアダンサーチームの試合を生放送でお送りしますーー」

注、コートの中で両チームが左右に別れサーブやトスの練習をしており、修一はコートの真ん中、審判の後ろにぼーっと立っている。

   優子達が輪になり、
優子「残念ながら向こうが先攻になったけど、一発目のサーブさえ上げて得点したら、あとは真菜さんのサーブで3セット連取できるから頑張るのよ」

全員「おおーーっ!」

   石川達のメンバーの一人がダーッとスライディングしてレシーブする。

   修一を指さし、
石川「そこのモッパー!ボッとしてないで早く床の汗を拭きなさいよ」

修一「(驚き)あ・・・」(モッパー?)

司会「(驚き)な、なんと!石川選手が空手の達人岩城に床拭きを命じました!」

   優子達、怒りを露わにし全員が同じ事を呟く、
   (私の修ちゃんにモッパー?・・・)

司会「こ、こちらがドキドキしてしまいます。果たして岩城が床を拭くなんて有り得るのでしょうか・・・?」

   笑顔で片手を挙げ、
修一「はいっ、喜んで!」

   修一、両手に雑巾をもって石川の前までタッタッタッと走ってゆく。

   石川の足元に膝を付いて床を拭く。

   腰に手を当てて汗の跡を爪先で偉そうに指し、
石川「ここも!」

   優子達、怒りでわなわな震えて見ている。

   戦きながらあ然と見て、
司会者(・・・もし岩城が石川に暴力を振るったら試合が流れてえらい騒ぎになるぞ・・・)

   司会者の横でおろおろして、
本田(岩城君たのむっ!どうか穏便に済ませてくれ・・・)

   修一が石川の股間にむにゅと顔を押し付けたので頬を染めて焦り、
石川「ち、ちょっと何してんのよ・・・?」

   優子達呆れ、
優子「・・・また・・・?」

観客「おおおーー」「やってくれるねーーっ」

司会者「(ほっとし)なんと岩城君、ご丁寧に前宣で流れたシーンを再現してくれたではありませんか」

   修一、尚も股間に顔をぐいぐい押し付けるので石川は赤面して後ずさりし、
石川「ちょ・・・や、やめてよ・・・」

観客「ヤレヤレ―っ!」「そのまま押し倒してやっちまえーっ」

   とうとう観客席との仕切りまで追い詰められて倒れそうになり、
石川「お願いだからもうやめて・・・どうせまた臭いって言うんでしょ?」

石川「きゃっ」と倒れた彼女の太腿に両手で抱きつき股間に顔を押し付けたまま、
修一「この間、臭いって言ったのは嘘じゃ・・・」

石川「え・・・?」

   股間から顔をあげて石川を見つめ、
修一「チョー匂いフェチの俺がお前の匂いに惚れた・・・」

   石川、頬を染め、あ然と修一を見つめる。

修一「ほんまはあの時お前のマ○コを存分に舐めてブチ込みたかったんじゃ」

   石川、あ然。

   いつしか石川の上に乗って腰を動かす修一に、顔を赤めて恥じらい、
石川「な、なに腰をカクカクしてんの?・・・」

修一「そんなこたあどうでもええ。俺の気持ちがわかったか!」

石川「(頬を染めて頷き)わ、わかった・・・」

   恥ずかしそうに、
石川「あの・・・硬い物がブルマーごと中に入りかけてるんだけど・・・」(クリトリスが勃って痛い・・・)

修一「お前の匂いに興奮してる証拠だ。そんな事も分からないのか?」

   恥ずかしそうに、
石川「・・・こ、こんな衝撃的な迫り方されたの初めてだけど・・・うれしい・・・」

   石川に手を差し伸べて起こし、
修一「わかったのならよし!さあ、存分に戦ってこい」

   頬を染め嬉しそうに頷き、
石川「はいっ」と立ちあがる。

   ゆきかけてクルッと振り向き、
石川「(頬を染め)どっちの応援するの?」

修一「締りのいい方!」

石川「(赤面)ぷっ!」

   向こうに走りかけて振り向き、
石川「(頬を染め)じゃあ私ね・・・」

     つづく
コメント
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